ペコさんくれろ

育犬日記@黒柴ペコ

仰向け抱っこ

仰向け抱っこ

ペコ母の永遠のテーマでした。

チャーリーママさんがお勧めしている「仰向け抱っこ」
大切な社会化期に早くから親や兄弟から離された子犬は、教育的指導を受けないまま人間のもとにやってきて、興奮や噛み加減の抑制ができません。

興奮しなくてもいいんだよ、強く噛んだらいけないんだよ。を教えるために仰向け抱っこをします。
巷で言われている仰向けにして押さえつけるではなく、仰向けに抱っこして、我に返させる。リラックスの心地良さを教えるものです。

これが大切な事だとわかっていましたが、母にはどうしてもできませんでした。
パピーの頃の尖った犬歯でギャウギャウ噛まれ、断念してしまったのです。
それからずっとあこがれだった仰向け抱っこ・・・

チャーリーママさんのブログで紹介されていた「動物感覚」という本を読んで、その有効さに改めて気づいた母。そして、ペコに対しての気持ちが最近少しずつ変化してきて、「噛まれたら痛い、怖い」から、「興奮した状態を我に返させてあげたい。」と強く思うようになり、パピーの頃に断念した「仰向け抱っこ」に再びチャレンジしようと思うようになっていました。

ちょうどそんな頃、はなのおかあちゃんさんのはなCafé1号店を読ませて頂いているときに、同じように仰向け抱っこに再チャレンジしているおかあちゃんさんの記事を読みました。

母もやってみたい!!

今朝仕事に行く前の「さよならタイム」(サークルに入り、おやつをあげながらスキンシップします。)に噛んできたので、とうとう仰向け抱っこをやってみました。

この世の終わりかと思うほど大暴れして抵抗されました。
ここで離してはいけない。暴れるのを押さえつける、かわいそうと思っちゃいけない。ペコに嫌われると思っちゃいけない。そう自分に言い聞かせながら・・・
噛んできた歯があごや唇に当たりましたが、ペコは全く悪気はないんです。

二人とも熱くなってすったもんだし、とうとうペコの力がす〜っと抜けたんです。

・・・とうとう初めて仰向け抱っこができました!!

9か月にして再チャレンジした仰向け抱っこです。ペコは12キロ。
なんでパピーの頃にできなかったのでしょうか・・・
でもまだ遅くはないはずです。

そして、今夜もフリーの練習の時に興奮して噛んできたので、何度か仰向け抱っこしました。
朝の時よりもペコと母がお互いに慣れてきたのか、力がぬけるまでの時間も短くなってきたような気がしました。

その後不思議とペコは落ち着いて、噛もうとして躊躇してやめる姿がみられました。

母にとって今日は記念日です!!

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