ペコさんくれろ

育犬日記@黒柴ペコ

ムツゴロウさんの講演会(石川県七尾)

昨日は引っ張ってしまったので、早速内容を書こう!と思ったら、
FC2さんがメンテナンスで、遅くなってしまいました。

今回の講演会は水環境フォーラムと言う事で、
「市」が主催されていたようですが・・・

驚いたのは、講演を聞きにくる人が少ない事。
主催者の方への文句とかじゃないんですが、
こんなせっかくの機会、もう少し情報発信されたらよかったのに・・・と、
少し残念に思いました。

そんなわけで、ムツゴロウさんの来賓席から、
一番前のペコ母の席までは、ほんの数メートルしか離れておらず、
ムツゴロウさんの横顔をずっと見ている事ができました(喜)

ムツゴロウさんは、まなざしがとても優しく、
市長さんの開会のスピーチにも、うなずきながら、
ニコニコしながら聞いておられました。
その姿に、いちいち感動するペコ母。


CIMG8785.jpg



ムツゴロウさんの講演は、
水環境と水の生き物というテーマでのお話でした。
残念ながらワンコさんのお話はありませんでしたが、
水の大切さ、また資源の大切さを、いつものムツゴロウ節で、
面白おかしく語って下さいました。

えっとですね・・・

すごく真剣に聞いたんですよ。
一字一句聞き洩らさないように!と。

メモもとったんです。

家に帰ってそのメモを見かえすと・・・


2メートル
ブラジル
ミミズ
京都の和菓子

しゅもくザメ

温暖化を防ぐ

ビーバー
ダム

禁漁区
北方領土

竿・針

・・・etc


なんじゃこりゃ^^;



ワンコへの語りかけ、落ち着かせる声は、「胸声」で・・・とチャーリーママ先生からも教わっていますが、
まさにムツゴロウさん、講演中ほとんど「胸声」で話されるんですよ。

その声に1時間浸っていたら、
癒しのエネルギーで頭がぼーっとしてしまったんだなぁ・・・

・・・言い訳ですかね^^;


なので、メモの中で覚えている事を少し・・・


大ミミズの話

ミミズは土を肥やしてくれるんです。
有機物をたくさん含んだフンをします。
世界で一番大きなミミズがブラジルにいると聞いて、
「そのミミズで魚を釣ってみたい!」

大ミミズを求めブラジルへ行きました。

出会ったミミズは、本当に大きい!
そのミミズがフンをしました。

「やった〜〜♪」ぼくは大喜びでフンを食べました!

「美味しかったですよ、まるで京都の和菓子を食べているようなきめ細かな食感!」
そのミミズで魚を釣り、そして、ミミズをスープにして食べました。
味は良かったんですね。でもミミズは動くために毛のようなものが生えています。
その舌触りがうまくなかった。



釣りのルールについて

海外では、一般の釣り人は一人に竿は1本と決まっているんですよ。
日本の釣り人のように、自分の前に何本もの竿を立てて、
お!来たか!と次々と竿を上げる・・・
漁師じゃないんですから。
魚を守るためには、日本でも一般人は竿を1本と決めてもらいたいものです。


禁漁区

北方領土、あれはめんどくさいですね。
国連にとりあげてもらって、禁漁区にしてしまえばいいと思います。
そうすれば魚が増えますよ〜!
そうやって魚を守らなければなりません。


ダム

ダム。あれはみんな反対してますね。
頭から反対するのはよくありません。
自然を破壊すると言われますが、そんな事はありません。

ビーバー。ダムを造りますよ。
2メートルくらい、僕の背丈よりも高いです。
そうやって急流を堰き止めて、ゆるやかな流れを作るんですね。

そうするとそのゆるやかな川にヘドロが溜まります。
栄養をたくさん含んでいるヘドロなので、
そこに植物が生えます。根をしっかり張った植物です。

自然を壊すのではなく、「変化」です。

ダムを造って水の災害から村を守る。
ダムで水を蓄える。それが大切です。

頭から反対するのはよくありません。



・・・他にもたくさんお話がありました。

話はどんどんあちこちに飛びます(笑)

そこがまたムツゴロウさんですね。


子供のころから大好きで、
文庫本もたくさん読みました。

若いころのギラギラしたエネルギッシュさとは違い、
また別のエネルギーを感じました。

すべての生き物、生き物だけでなく自然、物質。
それらをいつも愛おしく、温かく見つめているムツゴロウさん。

まるで仙人か、仏さまのようでした・・・(まだお元気ですからっ!)



ますます大好きになりました♪