ペコさんくれろ

育犬日記@黒柴ペコ

狩猟本能の顛末

お散歩に行く前に、夕飯を作っていると、
外からパンパンと爆竹のような音が。

ペコを含め、ご近所のワンコさんが一斉に吠え出しました。

どこのガキんちょだっ!

外へ出ると、小学校低学年くらいでしょうか。
通りで火薬の入った鉄砲で遊んでいました。

ペコ母、ガキんちょを睨みつけ、腰に手をあてたまま石像インターセプト!!

視線に気づいたようです。
蜘蛛の仔をちらすように、一目散に逃げて行きました。

石像インターセプトは、
ガキんちょにも有効だとわかりました。



さて、その後行ったお散歩での出来事。


田んぼのあぜ道を歩いていると、前方の草むらから、
スズメが飛び立ちました。

ペコがすごい勢いで追うと、また草むらに逃げ込んだスズメ。

その間、一瞬のことだったのでリードを止める事ができず、
はっ!とした時には、スズメを咥えて草むらから出てきたペコさん。

あぁ!!食べちゃダメ!!

ペコの口元に手をやろうとした時、
咥えていたスズメをポトリと地面に落としました。



すでに息絶えています。
ごめんね。スズメさん。



もともと傷を負っていたのか、それとも、ペコが噛んだからなのか・・・。
ショックでしばらく呆然としてしまいました。




ちょうどそこへ、お嬢ちゃんと、おじいちゃんがやってきました。


今の出来事を話すと、おじいちゃん

「たいしたもんやなぁ〜!獲物をしとめたのか〜!!」とペコを褒め、褒め。

いや、いや、そうじゃなくて・・・。


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擬人化してはいけないと思いつつ、
つい子供のように接してしまいます。

でも、犬は、犬。

可愛いわが子ではあるけれど、
そういう目線もしっかり持っていなければいけないと改めて思いました。