ペコさんくれろ

育犬日記@黒柴ペコ

母の笑顔と、私の祈り

本日も、私的な【覚書】です。


昨日は実家の母の様子うかがいで、名古屋へ行ってきました。
私自身がお疲れモードだったので、
車で行くのはやめて、電車で・・・^^;

旅のお供はコチラ。
ただ、朝早かったので、睡魔に襲われ、ほとんど読めずでしたが^^;

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犬の愛に嘘はない (河出文庫)犬の愛に嘘はない (河出文庫)
(2009/06/04)
ジェフリー・M・マッソン

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母については、コチラ→心を込めて名前を呼ぼう(2012年10月16日記事)



元気そうな父と母に、まず安心。

そして、母の表情に、また安心。


なんだろう・・・。


母は、まるで仏様のような、柔らかい表情をしていました。


病気が進んでいるのもあるんでしょうか・・・。

以前のように、自分の病気からくる「物忘れ」などに、
不安や焦りを感じ、その葛藤からくると思われる、
イライラ感のようなものがなくなって、
ほとんどの判断を父に頼っているようでした。

・・・あの気が強かった母が^^;

母自身が、自分の状態を受け入れたのか、
それとも、もう、それすら考えられなくなったのか・・・。


とにかく、あんなにイライラして、攻撃的だった姿が消えて、
穏やかに暮らしているように見えました。




母が、コーヒーを入れてくれました。


カップの中のコーヒーは、その量がまちまちで、
私のカップには、半分も入っていない。
そして、とても甘く、ぬるかった・・・^^;


それでも、「まぁ!ありがとう!」と言うと、
「これだけでも、必死なのよ。」と、母。
料理も得意だった人ですが・・・。



飲み終えて、キッチンにカップを洗いに行くと、
ガスコンロの火が小さくついたままになっていました(T_T)


火の元は、毎回、父が確認しているようなのですが、
やはり危険だし、心配です。
キッチンの改修もしなくちゃ・・・ですが、
またそれには、色々な問題が伴ってきます。

簡単に「IHにすればいいのに!」と、
傍から意見できるものでもない。




度々実家に行けない私は、
ただただ、大事が起きないよう、祈るしかなく、
そんな自分が歯がゆく、また悲しくなります。



それでも、母は、始終楽しそうにしていました。

何度も、何度も、同じことを聞き、
そして、そのたびに感心し、笑い・・・。



私は、ペコと暮らすようになって、
「命と向き合うこと」について、考えるようになりました。


神様から与えられた「命」を、
私が、私らしく生きるために、
ペコが、犬らしく生きるために、
母も、母らしく生きるために・・・。


すべては、まず「ありのまま、受け入れる」こと。


それにつきるのかな・・・。なんて(笑)



母の病気を調べている中で、素敵な記事を見つけました。
犬の十戒にも似ています。

アルツハイマー病の人びとの祈り



「今」を感謝して、生きたいな。

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