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ペコさんくれろ

育犬日記@黒柴ペコ

噛みについて、今考えること (お団子事件)

出勤する前や、夜寝る前。

いい仔ね〜♪ネンネ〜♪の声かけで、
あっという間に眠りにつくペコさん。
のび太くんもびっくり!の速さです。

言葉を聞いただけで、リラックスへと導かれる・・・。
それを目指してるつもり・・・です^^;


愛犬に「リラックス」を教える(dog actuallyより)

上記リンク先に、2つの動画があります。
特に、2つ目の動画に注目したいです。

引っ張りっこで、激しく遊んでいるペアですが、
イ〜ジ〜♪の声かけで、ワンコさんが身体全体の力を抜いて、
ゆったりと落ちつきました。
これ、やめ!などのコマンドで中止した感じには、まったく見えないです。


本文より
※この「リラックストレーニング」は犬の条件反射を応用したもので、
犬の意識を介さず、不安による興奮・緊張による興奮・過度の興奮状態の対処に効果を発揮してくれるそうだ。


緊張して、ガウガウしてしまっても、
私の声掛けでリラックスに導けるように・・・なるといいなぁ。
の願いを込めて。


おいもをたべるときも、おかーさんは、いいこね〜♪っていうんだよ。
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さて、続きです。


水曜日の夜。
バイトから帰った長男、塾から帰った次男。
家族がそろったまったりタイムに事件が起こりました。

録画していたリーガルハイを追っかけ再生して、みんなで観よう♪
おやつでも食べながら♪な、ひととき。

串に刺さったお団子を食べていたのですが、
手から滑って落っこちて、串ごとペコの口の中へ!
慌てて、口の中に手を突っ込むものの、時すでに遅し(T_T)

串は長さ5センチほど。
短めではありますが、串は串。
以前、お散歩中に、ビニル袋入りのさんまを拾い食いし、
その時は数週間後に下から出ましたが、
今回ばかりは、それを待つわけにいきません。

時刻はすでに22時を回っていましたが、
かかりつけ獣医さんに慌てて電話しました。
診察券を持つ手が震えます。

とにかくすぐに来て下さい!!

茫然とする家族を残し、私はペコを車に乗せました。



もちろん病院は、時間外。
先生が処置室で待っていて下さいました。


ペコは、パピーの頃から病院通いの多い仔でしたので、
病院では、今までさほど暴れたり、噛もうとする事はありませんでした。

私がしっかり保定して、「いい仔ね〜♪」「頑張れ〜♪」の声をかけて、
注射も、採血も、頑張ってくれていました。

そんなこともあって、私は今夜も、そのつもり。でした。



まず、止血剤を血管注射し、副作用で嘔吐させる。
嘔吐できなければ、内視鏡で取り出すことになります。と。


内視鏡ということになると、きっと麻酔が必要になるんでしょう。
飲み込んでから、時間がたっていないので、
とにかく吐いてくれるのが一番いい。
私は、注射で吐けることを願いました。


VTさんがいない夜間の病院では、
処置が手早くできるか否かは、私の保定にかかっています。
今までの注射のように、ペコをしっかり保定して、
「いい仔ね〜♪」と声をかけました。

ところが、どうしても動いてしまうために、
血管にうまく針が刺さりません。
血管を外れてしまうと、その部分が腫れてきます。
両方の後ろ足でチャレンジしますが、なかなか刺さらず・・・。
次は、両前足で・・・。

初めは頑張っていたペコですが、さすがに我慢できなくなったのか、
悲痛な叫び声を上げながら、
保定している私を振りほどくように暴れてしまいます。
先生が消毒のコットンを足に近づけただけで、大暴れ(T_T)


初めて見る表情でした。
頭を低くし、耳は下がり、目は真っ赤に充血し、
激しくパンティングしています。
このまま意識がなくなってしまうのでは?と、
心配してしまうくらいのパニック状態。


一秒でも早く、なんとかしてあげたい。
保定している私の顔あたりに、転位的に口が出ますが、
もう、顔でも、どこでも、噛んでいいよ!とさえ思いました。



先生も、「ここで決めよう!がんばれ!」と励まし、
私もとにかく、抱きしめながら、「がんばれ!いい仔だよ!」
と声をかけ続け、ようやく注射針の中の止血剤が血管に入ってくれました。



・・・ところが、吐いてくれません(T_T)



気持ち悪そうな顔をするものの、吐くのを我慢しちゃうんですね。


すると先生は、大きなシリンジを持ってきました。
オキシドールを薄めた液体が入っているそうです。
オキシドールは胃にかなりのダメージを与えてしまうことから、
先生は注射で嘔吐をさせたかったんだと思います。
けれども、ここまできたら、胃のダメージも仕方ありません。




先生はペコの口にシリンジをねじ込みますが、
なかなか口を開けられず、口の脇から溢れてしまいました。
苦しそうなペコ。
なんとかして、飲んでもらわなくちゃ!!



私は咄嗟に「美味しいねー!美味しいねー!」と声をかけました。



するとペコがハっとして、口を開けてゴクゴク飲んでくれたのです。
目に涙をいっぱい貯めながら、大きな口を上げて飲む姿を見て、
私が美味しいと言ったから、
なんの迷いもなく飲んでくれたんだと思うと、
涙が出そうになりました。


おかーさんが、おいしい♪っていうからのんでみたけど、
あれは、ちっともおいしくなかったぞ。
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飲み切ってすぐ、ペコの顔がゆがみ、嘔吐を繰り返し、
吐しゃ物の中から、見覚えのあるお団子が出てきました(T_T)


ありがとう!先生!!
ペコちゃん、がんばったね!!そして、ごめんなさい(T_T)


この後、最後に吐き気止めの注射をお尻に打ちましたが、
いつ打ったのか、気付かないほどペコは静かにしてくれていました。



今回、私の保定が甘かったために、
長い時間、苦しい思いをさせてしまいました。



強さって、なんだろう。
優しさって、なんだろう。



嫌な事。避けてはとおれない事。
嫌だと思わないで済むように、
時間をかけて「条件づける」ことはとても重要ですが、
こういう緊急事態の時は、どうすればいいのでしょう?
今からトレーニングしますから・・・って言ってる場合じゃないよね。

私の保定が甘く、どうしても暴れてしまうペコを見て、
先生が保定のお手本を見せてくれました。
首のあたりにガッツリ腕を回し、今にも窒息しそうな勢いです。
私には、それができなかった。
そこまでの「強さ」がなかった。
それは「力」でなく、「心」の強さ。



おいしいものがはいってるんだよ。
これは、「くちわ」のとれーにんぐらしいよ。
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犬を飼う覚悟(私は社会化のドッグトレーナー)


私が守ってるのは何?私の自尊心なのか?




先日、ムツゴロウさんのショップで注文した、サイン入りの本が届きました♪
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ムツさんが、初めて飼った猫の名前は、ペコ。
腹ペコのペコ。
噛むし、引っ掻くし、猛獣みたいだったけど、
いつのまにか親友になった。甘えん坊で寂しがりやのペコ。
ムツさんに、猫という素晴らしい生き物について教えてくれた、
偉大な教師。
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目の前にいる仔が、偉大な教師なのです。



噛みについて、色々取り組んできた私ですが、
だからこそ、最近は、
大げさに取り上げたくない気持ちになってきていました。

そんな事してるから。
だから、まだ噛まれてるのよ。
まだ噛ませてるのよ。

それから、
今取り組んでいる人が、私たちを見て、
あんなに取り組んでるのに、
まだ噛まれるんだ・・・って、がっかりされたくない。


そんなふうに思う人がいるかどうかわかりませんが、
噛みについて、触れたくない自分がいたのです。


けれども、そうじゃなくて、
取り組んでるからこそ、書かなきゃいけないんじゃないか?
私の失敗も、落ち込んだことも、すべて、ペコの成長とともにある。
ペコの成長を否定しちゃぁいけない。


なんか、長文すぎて、まとまらなくなってきましたが^^;



気負うことなく、ペコの成長を信じて。
そして、自分の成長も信じて。
これからも、しっかり、がっちり向き合っていこうと思います。


ながすぎて、ねむくなりました〜!
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しつれいしました。
これからも、よろしくね。
偉大な私の教師さん。