失っていくものから、学ぶこと
ペコさん、何してるの〜?♪(^ー^* )
困って、困って、困り果てて、
この仔とこの先、どうやって暮らしていけばいいんだろう・・・
と思い悩んだ日々が、まるで、遠い昔のようです。
夕べも、ひとりで勝手に興奮して、
クッションと格闘して、そうして勢い余って、
近くでテレビを見ていた次男にガウっと行きかけて、
ハっとして、ブルブルっとして、我に返りました。
噛むのを躊躇する。
ペコにとって家族がかけがえのないものになりつつある証拠だと思います。
転位的に噛みが出るほど、興奮させない。
そうやって色々なものを取り上げていくのがいいのかな?
そうじゃなくて、興奮しても、噛まないでいられるように、自制できるよう導く。
一緒に暮らすって、そういう事なんじゃないかなぁ・・・と。
さて、さて、前置きはこれくらいにして←え?前置きだったの?
長すぎじゃ?( ̄▽ ̄;)
ええっと、わたくしごとを、少々、覚書で( ̄▽ ̄;)
お正月に、子供たちを連れて、
名古屋へ帰省しようと思っているのですが・・・。
あ、ペコとペコ父はお留守番です^^;
その予定の確認のために、先ほど実家へ電話しました。
電話に出た母は、とっても元気そうではありましたが、
記憶に関しての状態が、だいぶ進んでいるように感じました。
今話したことを、また聞く。というのは、前からでしたし、
それは、さほど気にしていないのですが・・・。
私や、兄が、自分の子供だという記憶が、薄れていってます。
薄れていっている・・・というよりは、抜けつつあるのかなぁ。
少し寂しい気持ちもしますが・・・。
失っていくものを嘆くよりも、
今残っているものや、できる事を大切にしたい。と思います。
まだ、これができるじゃん!って。
犬が年老いて、寝たきりになった時。
寝ながらも、ワンワン吠えて、要求できた。
ご飯が食べられた。
排泄ができた。
ぐっすり寝られた。
私を見てくれた。
匂いを嗅いでくれた。
きっと、ずっと、「まだこれができる。」そう思いながら、
老いと向き合っていくんだろうな・・・と思うのです。
母の病気が発覚したのは、
ペコを迎えて1年が過ぎ、ペコの様子が少し落ち着いてきた頃でした。
もし、今、ペコが我が家にいなかったら、
母の事をこんなに冷静に考えられなかったでしょう。
犬の勉強をきっかけに、その行動を学び、
そこから、行動分析という学問を知り、
さらには、認知行動学や、脳に関すること・・・などなど。
その学びの範囲はどんどん幅広くなり、
犬だけでなく、人や、そして、
自分を見つめなおす機会を与えてもらっています。
ペコが我が家に来た事と、母が病気になった事。
もしかしてこれは、神様が私にくれた贈り物なのかもしれません。