痙攣発作(2回目)〜すすむ道〜
2回目の痙攣発作に関して。続きです。
以前通っていた病院では、
レントゲン検査をお願いした際、
「麻酔をかけないと無理です」と言われていたペコさんでしたが、
新しい病院では、麻酔の「ま」の字もなく、
さっさと抱っこして、連れて行って下さいました。
普通のことなのかもしれませんが、
麻酔をかけなくてもレントゲンを撮って下さることに、
私はとても感動してしまいました。
処置室で採血と、レントゲンを受けるペコを、待っていると、
キャオーン!キャオーン!と元気な声が聞こえてきました^^;
がんばれ!ペコさん!!
しかし結局、採血、レントゲンでは、まったく異常が見らませんでした。
ただ、熱が高めだったことから、
とりあえず、抗生物質と、解熱鎮痛剤を処方され、
経過観察をすることになりました。
薬の処方は、三日分です。
三日間、痙攣風味な震えを詳細に記録し、
昨日、再診に行きました。
記録的には、
多少、震えが減ったようにも思えますが、さほど変わりなく。
また、木曜日の朝は、
足の震えで立っていられない場面があったこと。などから、
処方された薬は、どうやらあまり作用はなかったようです。
先生も、原因を探るには、これ以上手立てがなく、
もし、さらに検査となると、CTやMRIになるが、
それは、麻酔のリスクを伴うことから、
その他の色々な薬を試してみて、効果があれば、
継続使用して、症状を改善していく他ない。とのお考えのようでした。
そう言われることは想定していました。
ここからは、それこそ、「飼い主」「家族」の判断になる。ことだと思います。
ワンコさんの年齢や、その時の症状、
また、体調などなど。
どれが正しい。というものではなく。
ペコ家の判断は、
「麻酔のリスクは重々承知の上で、MRIを受ける」です。
事前に調査していた、
脳神経外科専門の県外の病院を紹介して頂けるようにお願いしました。
病院では、異例のことだと思いますが、先生は快く引き受けて下さいました。
もし、それでも原因が不明だったら・・・。
その時は、今度こそ腹をくくる。
そう決めています。
ペコが小さい頃から、
何かの拍子に入ってた攻撃的なスイッチや、過剰な興奮。
最近続いている、痙攣発作や震え。
これらが繋がってるかどうかは、
わからないけれど・・・。
MRIを受ける日程は、まだ決まっていませんが、
たまたま昨日散歩の時、以前から、発作の事を話している知り合いの犬飼いさんに会い、最近の様子を聞かれたので、MRIを受けることにした。と話したところ・・・
「そんなもの受けても、わからないんじゃないの?」
「ストレスじゃないの?」
「大事にしすぎだから、弱い仔になるんじゃ?」
ちょっとアナタ。
それ、今の私にかける言葉じゃなかろう。
痙攣風味な震えが起きていて、
立っていられなくて、座り込む姿。
それでも自分で立て直そうと、必死で頑張ってる犬の姿なんて、
きっと想像できないんだろうね。
咬み、吠え、過度な興奮、恐怖症、分離不安、その他色々・・・
今まさに直面する問題に、悩んで、取り組んで、踏ん張って。
そんな仲間を沢山知っています。
また、自分の犬には、全く問題がないのに、
それでも、悩んでる人の気持ちに少しでも寄り添えるようにと、
日々、一生懸命に学ぶ仲間を知っています。
人の痛みがわからない人に、
犬の痛みがわかるのでしょうか。
ペコを迎えた時は、小学生だった次男。
ペコに噛まれるから、イスの上に登って避難したり、
自室に退散してしまったり。
それが、今では、すっかり仲良しです。
彼なりに、ペコの病気をきちんと受け止めて、
その上で、今まで以上に、
ペコとの時間を大切に過ごそうとしているように感じます。
ペコは、私たち家族に、沢山のことを教えてくれているのです。