機が熟す
凹んだこと。を書いたので、上がったこと。も書いておこうと思います。
凹むの反対だから、凸った。かな?(笑)
え?なになにーー?
散歩から帰って、いつものように足ふきをしていた時のこと。
ペコの爪を触りながら、眺めながら、
あぁ、爪が伸びてるな・・・。
このところ、暑い日や、雨の日が続いてて、
散歩の時間も短くなってるからな。
ん?切ってみようかな・・・
もしかして、今なら平常心でできるかも!
根拠のない自信がふつふつと沸いてきたのです ( ̄▽ ̄)
いつものように鼻歌歌いながら、ブラッシングしつつ、
引き出しから爪切りを取り出して、
ちょっと見せてね〜♪と前足を持って、迷わずパチン!
やったーー!ヾ(*´∀`*)ノ
証拠の写真です ( ̄▽ ̄)
切ったのは歩くのに関係ない狼爪ってとこが、私らしいのであった( ̄▽ ̄)
しかも、黒ゴマくらいの小ささ( ̄▽ ̄;)
うんにゃ!
大きくても小さくても、一歩は一歩なのだー!
そして、翌日も・・・
爪切りは続くよ、どこまでも・・・ ( ̄▽ ̄)
黒ゴマ、ふたつもできた!
今まで【絶対無理】と諦めていた爪切りが、
アッサリできるようになったのです。
その後、
狼爪だけじゃなくて、人差し指もできたよ!←自慢かw
過去に、何度も試みていましたとも。
でも、結果はすべて全戦全敗( ̄▽ ̄;)
んー、なんでかな?
今までと、何が違うのかな?
今までの私・・・
足を触って、タンタン♪
足を握って、タンタン♪
爪切りを見せて、タンタン♪
爪切りに近づいたら、タンタン♪
爪切りを爪に当てて、タンタン♪
なかなか調子いいよー!
さぁ!いよいよ切るか!?
ところが、いざ爪を切る段階になると、
私の緊張がペコに伝わるんですねぇ。
だって、切るのが怖いんだもの( ̄▽ ̄;)
だから、その段階まで大丈夫だったのに、
一気に「何すんの!?」ってなる( ̄▽ ̄;)
そして、ふりだしに戻る ( ̄▽ ̄)
だって、おかーさん、あやしいんだもの。
そんなこんなを中途半端に繰り返し、
もういいじゃん!爪切りなんて、獣医さんがやってくれるし!
半ば開き直った私は、爪を切ることを諦めていたのです ( ̄▽ ̄)
それが、なんとなく、今ならできるような気がした。
はて、その自信はどこから来たんだ!?
で、また、整理してみました。
ペコは季節性で痒みトラブルが出るのですが、
そのために、散歩から帰った後のケアは、
けっこうしつこく時間をかけていました。
冬には、温かいタオル、
暑くなってからは冷たいタオルで、全身をくまなく拭きます。
目の周りとか、口の周り、それから足は特に念入りに。
指の間や、爪の一本一本まで、しっかり拭いていました。
痒いから、どうしたって掻いちゃう。
どうせ掻くなら、キレイな爪の方がいいもんね(笑)
まったく、しつこいんだわん!
私の頭の中は、
アレルゲンとなるものを、できるだけ取り除きたい。というのと、
身体の隅々までチェックできるから、何か異常があれば、発見できるよね♪
という思いからのケアであって、
爪切りまでは、まったく考えていなかったのです。
そんなこんなで過ごしているうちに、
ここ最近、ふいにペコを触ったり撫でたりする時に、
それまであった、「何すんの!?」みたいな、
ビクっ!とする感じや、嫌!と引っ込めるのが、
あまりなくなったのに気づいていました。
んー、いい意味で鈍感になったのか、
それとも、私からの働きかけが、悪いものじゃなくなったのか。
それはペコに聞いてみないとわかりませんが。
本文とは関係なしw
おやつキャッチの瞬間です^^
自分の中でまとまった考えとしては、
毎日、毎日、散歩から帰った時に、ケアと称して全身を拭かれ、
爪の一本一本を拭かれているうちに、
爪を触られることにペコが慣れ、
ペコの身体を触ることに、私が慣れてきてた。
だから、今なら大丈夫!って思えたのかな。
ペコ家の取り組みは、マイナスからのスタートでした。
だから、犬友さんたちやワンコさんたちが、
どんどん成長していく様子は憧れだったし、
いつかそうなりたい。って思っていたけど、
その反面、
あぁ、自分たちは、まだまだだな。っていう、
ヘンな焦りが出てきちゃったり、
自分の犬を通して、自分を感じるっていうか、
自分の劣等感みたいなものに直面しちゃうんだよね。
何か言われた、されたわけじゃないのに、
なんかわかんないけど、落ち込む・・・みたいな。
けど、機が熟す。ってあるんだ。と思いました。
私がコツコツ取り組んできたことって、
今、まさに目の前にある問題をすぐに解決する方法じゃなくて、
気づいたら、熟してた!!
そんな感じなのかもな。って思いました。
だから、とにかく、これからも、
ペコペース、マイペース。
甘くて美味しく熟した実。
まだまだこれからも、いっぱい実らせたいな♪