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ペコさんくれろ

育犬日記@黒柴ペコ

治そうとするのではなく、受け入れる

今日は地元の市民団体さんが主催された、
認知症の講演会を聴きに行ってきました!

実家の母は、アルツハイマーです。
母の笑顔と、私の祈り(2013年07月01日)
診断された当初は、度々通っていた実家ですが、
今年は、雪も多く、少し足が遠のいていました。

ペコ爺からのLINEがきたりして、
元気そうな様子はわかるものの、
この頃は、電話をしても、
母が電話口に出てきてくれなくなっていました。

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母のことが、気になりつつも、何もできなくて、
モヤモヤした気持ちはいつも心の片隅に鎮座していて・・・。

そしたら、ツイッターで、講演会のお知らせをたまたま発見!


上田諭先生の講演です。
です・・・と言っても、全くどんな先生か知らずに行くという私( ̄▽ ̄;)

不幸な認知症 幸せな認知症不幸な認知症 幸せな認知症
(2014/11/13)
上田 諭

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先生のお話しは、私が日頃感じている事と繋がる部分が沢山で、
とても、とても、良いお話しでありました。

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認知症というのは、加齢によって起きるもので、
治らない病気ということ。が前提であることを、
しっかり認識することが大事。

治そうとするから、出てきてしまう症状があり、
それが、介護者にとって困った問題行動になってしまう。

またそれをメディアが煽る。不安を煽る。
認知症になると、こんなに大変だ!と、番組で取り上げる。
介護者の対応が悪いせいで、患者から出る当然な反応や行動なのに。

それを見て、
こんな風になったら、どうしよう。
認知症対策をしなくちゃ。
認知症を防がなくちゃ。

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いやいや、そうじゃなくて。
認知症は加齢によって起きるもので、
誰にでも起こりうるもの。
もっと知ろうよ。
まずは、知識を持とうよ。
そして、関わり方を改めようよ。



今のままで十分。今のあなたで良い。と受け止めることで、
困った問題行動が減ってきたり、
楽しく、イキイキと、張り合いのある暮らしができるようになってくるから。



認知症で、何もわからないのに、プライドだけは高いんです。
そう言って嘆く介護者もいるが、
プライド!大いにけっこうジャマイカヽ(゚∀゚)ノ ←先生はジャマイカなんて言いません( ̄▽ ̄;)
人は、プライドを持つことで生きられるんだから。



・・・とは言っても、介護する人は辛い。
それはとてもよくわかる。
介護する人への理解や、サポートだって必要なのです。


けれど、もっと辛いのは、本人だということに、
案外気づいてなかったりしませんか?
本人が語らない、語れないから、
本人の気持ちはわからないだけで。


今では、患者の人格を尊重した、
新しいケア方法なども取り入れられてきていますが、
元になる思想の大切さを、理解できていないことから、
技術的な部分のみを取り入れてもうまくいかないことがある。


もうね、犬との暮らしと同じだと思いました。
人の認知症と、犬の問題行動を一緒にするな。
そういう次元の話じゃなくて。

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認知症の世界も、
犬のトレーニングの世界も、
今、まさに過渡期。っていうのかな?


様々な方法や、考え方が取り入れられ始めているけれど、
根っこにあるもの。その理解。
それが一番大切で、
実は、そこさえしっかりしていれば、
問題が問題じゃなくなるんだよね。


治そうとするのではなく、受け入れる。
あなたには、できますか?