愛犬物語
すっかり春まっさかり。緑が一段と映える今日この頃です♪
雑草だって、眩しい。
今、お風呂で、こんな本を読んでいます♪
獣医ヘリオット先生と、犬や人の物語。
愛犬物語〈上〉 (集英社文庫) (1992/11) ジェイムズ ヘリオット 商品詳細を見る |
お風呂で、気軽に読める本が欲しくて、しかも翻訳がムツゴロウさん!
しかも!アマゾンで1円なのです!
なんてお買い得なんでしょう!ヽ(゚∀゚)ノ
ヘリオット先生のシリーズは、犬飼いなら、読んでてあたりまえ?らしいのですが、私は読んだことがなかったのですよねぇ。
ヘリオット先生は、実在の人物で、自身の体験を小説化した物語です。
獣医として働いていたのは、70年くらい前のことですが、
当時も今と同じように、そこには、犬と飼い主の愛の暮らしがありました。
ただ、当時も同じように、犬を人の勝手な都合で、捨てる飼い主もいました。
また、そんな犬を保護して、育て、新しい家族を探す人も・・・・。
何十年も前から、身勝手に犬を捨てる人がいて、
それが変わらず今も続いているって、
人はなんて愚かなんだろう。
さて、この本に出てくる犬たち。
そして、飼い主たち。
色んなペア、そして家族がいます。
犬にちょっと問題があったりしても、
困ったなぁ。と言いながらも、楽しく暮らしていて、
しょうがないなぁ。と言いながらも、嬉しそうに暮らしています。
そりゃそうだよ。
自分にも、人にも、完璧を求めるのは無理があるのに、
犬にだけそれを求めるのは、ズルいよねぇ。
そう考えると、この物語に出てくる飼い主たちは、
とても愛すべき人たちに思えます。
そんな、いい加減に見える飼い主たちだけど、
愛する犬が、具合が悪い、病気になった。
そんな時は、昼夜を問わず、ヘリオット先生の元へと飛んでくるのですよ。
またヘリオット先生も、
昼夜を問わず、呼ばれたらすっ飛んで行く。
ちょとズレてるな?って思える飼い主もいるし、
ちょっと過保護すぎじゃ?って思える飼い主もいるけど、
みんな犬が大好きで、大切で、愛していて。
犬たちも、また、個性色々で愛おしい。
もしかしたら、犬たちの方も、
ウチの飼い主には困ったよ。
しょうがないなぁ。と思いながらも、
楽しく暮らしているんジャマイカしら。
ペコも、お母さん、しょうがないなぁ。って、
思ってるトコもあるかもね(^◇^;)
そんなわけで、
ニヤニヤしたり、ホロっとさせてくれたり、
とても楽しい本でした。
上巻を読み終わったから、次は下巻なのだー!ヽ(゚∀゚)ノ
ムツさんが、あとがきでこう書いています。
犬や猫を愛する人は、その愛がより個人的であり、
そして強いがために、その愛に酔って、
他人にも同じような人生態度を押しつけがちである。
しかし、愛にはいろんな形があり、
それぞれが違っているからこそ、
この世は面白いのだと、この本は教えてくれる。