第9回福井お散歩トレーニング+リードワークワークショップ単発 2017年4月29日
昨日は地元福井で、毎年、春と秋の年2回行っている、
チャーリードッグスクールの、お散歩トレーニングに参加しました。
今回は、これまでのお散歩トレーニングに、
リードワークのワークショップがプラスされて、今まで以上に、
学ぶことの多い時間になりました。
13組、13頭が参加。うち、初参加の方が5組。
愛知から、そしてなんと、はるばる大阪から、遠征くださった方も。
リードワークワークショップ
リードの持ち方からはじまり、その手繰り寄せ方、送り出し方、
止め方、犬がついていきたくなるような動き方・・・などなど、
今まで教わってきたことを、再確認し、また新たな気づきもありました。
引っ張りが強く、体が斜めになって歩いていた初参加の犬が、
3mリードに変えたら、体が斜めにならずバランスがよくなり、
リードを緩め、飼い主さんが後退したら、
嬉しそうについてくる様子も、見る事ができました♪
犬は社会性を持つ動物。
コッチへ来い!とリードを引っ張るんじゃなく、
好きな人についていきたい♪という犬の社会性を、
上手に引き出すことができるリード使いや、動き方、
そして、犬がついていきたくなるような「私」を目指したいなぁ!
そもそも、リードって何なの?
リードは、命綱。
リードは、犬に合図を与えるもの。
などからはじまり、
リードで、犬にショックを与えて、犬を萎えさせる・・・orz
などなど。
リードについては、様々な考えがあると思います。
そもそも、犬にとって、リードって何なの?
リードワークワークショップを受けてみて、
自分に問いかけてみたくなりました。
私は、犬と散歩している時に、
「リードは、私の手の延長」と考えています。
犬と手を繋いで歩くことはできないから、
リードで手を繋いで歩いているような感覚かな。
だから、そんな、手=リードは、犬にとって安心であり、
優しいものであり、嬉しいものであってほしい。
だから、リードワークを上手になりたいなって思うのかなぁ。
これから
犬のことを学んでいると、やっぱり思います。
都会と違って地方は、新しい情報が届きにくく、
犬飼い歴の長い人が言う、昔ながらのやり方を、
何の疑問も持たず、その通りにしてしまったり。
犬に優しいトレーニングですよ♪という謳い文句は表向きで、
それでもダメな犬は、ビリビリ首輪を!
と言っているトレーナーがいたり。
その一方で、犬をしつけなければ!と思った時、
地方でも、ネットからなら情報を得ることができるので、
そこに出ている、古い情報を見て犬に試してしまったり・・・。
間違ったことを次々と試し、犬から信用を失い、
手におえなくなって、捨てたり、厳しい訓練へ出す。
悪いのは犬なの?人は悪くないの?
何かヘンだよ、犬の世界。
犬の能力については、どんどん新しいことが明らかになっています。
犬のトレーニングにも、科学的な知識と方法が使われるようになっています。
たとえ地方にいても、
動物福祉に則った、新しく、正しい情報を、
ひとりでも多くの犬飼いの皆さんに、知ってもらいたいな。
でも、ふと思います。
自分の犬が、もうすっかり落ち着いて、
問題と言われるものもほとんどなくなって、
別に、もう犬を学ぶ必要は、ない。のかもしれないんです。
だのに、なぜ、まだ学びたいのか?
そして、誰かにも知ってもらいたいと思うのか?って。
もちろん、自分の犬との暮らしを、
豊かなものにしたいから。が大きな理由です。
だったら、別に、自分ひとりで学んでいればいいじゃない。
だのに、なぜ、こうやって、知ってもらいたいとブログを書くのか?
たぶん、それは、知ってしまったから。
何かヘンだよ、犬の世界。ってことを。
5年目に入った、福井お散歩トレーニングは、また秋に行う予定です。
お散歩トレーニングができない暑い時期には、座学を予定しています。
地方でも大丈夫!
地方から発信していこう!
北陸の皆様、ご参加、お待ちしています♪(*´∀`*)