犬の神様
朝散歩 6時00分〜6時35分
噛み噛み なし
お天気 はれ
ペコ母担当
ワンコとの出会い なし
夕方散歩 17時00分〜18時10分
噛み噛み 酷い
お天気 はれ
ペコ母担当
ワンコとの出会い あり トイプードルの女の子(7ヶ月)
今朝はお天気も良く、真っ暗だった辺りが日が昇ると共に少しずつ明るくなり、キンと冷えた空気が心地よく、そして何より噛まれることもなく、とても気持ちのよいお散歩でした。
・・・と調子に乗っていた母ですが・・・
夕方のお散歩はとても酷く噛まれました。
厚手の手袋の上からでしたが、家に帰ってから見ると皮がむけて血が出ていました。
コートの上から噛まれた二の腕もいくつも腫れた箇所がありました。
今日は通勤着のまま出掛けたため、履いていたパンツが薄手たったので、噛まれた内股もヒリヒリです(汗
名前を呼んでおやつをしたり、出会ったトイプードルちゃんともお鼻をくっつけて挨拶できたり、
インターセプトもまぁまぁできたし、いい子ね♪で拾い食いもなく、もうすぐお家に着くよ〜♪
・・・そんな場所での出来事でした。
直前に思いつく事といえば・・・
時々お散歩で出会う柴の女の子(6歳くらい)のお家の前で普段からよく立ち止まり、ペコがクンクン言うと、いつもお庭にいる柴子ちゃんはワンワン吠えます。
今日もそんな感じで吠えられ、そのままその場所を少し行ったところで、急にスイッチが入ってしまったようです。
ハーネスで固定するも、興奮は収まらず、胸声で「いい子だよ〜。しないよ。」と言う声もまったく届いていないようです。
足や腕、手袋をはめている手に興奮して飛びつきながら噛みつき・・・
どれくらいの時間だったでしょうか・・・
たぶん2〜3分の短い時間だったと思いますが、とても長く、エンドレスになるんじゃ?と不安がよぎりました。
でも噛まれながら「いい子だよ。」と言いながらペコの顔を見ていたら、なんだか急にかわいそうになってきました。我を忘れ噛む姿。
たぶん母を噛んでいるとは意識できていないんだろうな・・・と思うと、「なんとかしてあげたい。」という気持ちで胸がいっぱいになりました。
これまでは、噛まれたら痛いし、嫌だし、周りの目も気になるし、早くやめてくれ〜!という気持ちが正直なところだったと思います。
けれど、「なんとかしてあげたい。」という気持ちで、ハーネスの背中のバッテンをぐっと握り、背中をポンポンと軽くたたきながら「いい子だよ」と言うと、す〜っっとスイッチが切れていくのがわかりました。
ペコは切れた途端「アレ?ここはどこ?ボクは誰?」というような表情をし、
「さ、お家に帰ろうか♪」の言葉で、またうれしそうに家路に向かいました。
ここ数日調子にのって浮かれていた母。
噛まれることの方にばかり気持ちが行っていて、ペコへの思いやりがかけていたんだ。
きっと今日はそれを犬の神様が母に教えてくれたんだと思いました。