犬を学ぶ。わが仔を知る。そして考える。
先日お散歩の経過報告と題して、
スイッチが入らなくなったと書いたばかりですが・・・。
そうなると、家の中での咬みつきが目立ってしまい、とても気になります。
なぜそれが起きるのか、その原因を見極めようとしますが・・・。
なかなかそれがわからないのです。
たとえば、こんなシチュエーション。(長文です)
今日は雨の中でも、楽しくお散歩できて、
おりこうさんにタオルで体も拭かせてくれて、
とっても気分のよかった母。
靴下が濡れたので、脱いでいるとペコが近寄ってきてクンクン^^
クルクルとまるめて、ポンと投げるとナイスキャッチ♪
靴下で遊ぶのが是か非かは、おいといて・・・^^;
ペコはそのまま靴下を咥えてひとりで遊び始めました。
なので、やれやれお散歩も終わったし、ほっと一息。
子供たちが学校から帰るまでの少しの間、
パソコンでも見ようかと思い、
ペコに背を向けパソコンの前に座りました。
するとペコが近寄ってきたので、
「なぁに?あれ?お母さんの靴下は?どっかいっちゃった?」と聞くと、
しばらく考え込んだ後(ように見えた)、
キッチンの方へ走って行き、置き忘れた靴下を咥えて戻ってきました。
「すごいね〜!ペコちゃん!お母さんの言った事わかったんだね♪」
そう言って褒めた途端、突然母の腕に「ガウっ!」と咬みついてきました。
あれれ^^;
なんで??
いつものように反応を返さないよう、
その場を離れようとしましたが、
しつこく唸りながら手や手首のあたりに咬みついてきます。
ガツン!と咬んだまま離さないので、あまりの痛さに
「痛いっ!」と大きな声で言ってしまいました(涙)
ペコは、パっと口を開けて自分から離し、少し離れたところから、
こちらを見ています。その目がとても冷たく見えます。
ペコの方を見ないように、しばらく無視をしてキッチンに立ったりしていましたが、
心の中はザワザワでいっぱいです。
そして、無反応ができなかった自分を反省。
靴下がいけなかったのかな・・・^^;
以前よりも格段に減った室内での咬みです。
焦っているわけではないのですが、「なぜ?」という疑問が常に頭の中にあるんです。
いつもの事なのに、こんなに気になり始めたのは、
昨日、dog actuallyの記事を読んだせいかもなぁ・・・。
その中で、気になったのがここら辺です。
特に目標物を用いた遊びはまさに狩猟行動のハイライトであり、犬がオーバーヒートしないよう飼い主は熱中するタイプの犬の行動を助長するような遊び方を避けること
まさに、ペコの事。
ボール遊びや、引っ張りっこなど。
これは興奮をよび、制御不能になる遊びです。
でも、小さいころにそんなに激しくした覚えはないんですけれども^^;
このような、遊びの興奮が呼ぶ咬みについては、理由がはっきりしているので、
それを避ける事ができるのですが、原因が不明なもの。
これが厄介なのです。
飼い主の力がまだまだなんだなぁ・・・と、
いつも反省しきりです。
でも、その後ソファで寝ているペコの横に無理矢理寝て(笑)
お腹の下に腕をまわして、身体を撫でていたら、
気持ちよさそうに目を閉じていました。
撫でながら、いつ「堪忍袋の緒が切れる」かな?と思いましたが、
腕に感じる鼓動は、全く早くなる事がなく、
そのまましばらく一緒に横になっていられました。
これも、場合によっては、「嫌っ!」って思うのか、
ガウっと咬まれる事もあるのですが、今日は大丈夫でした。
咬まれて凹んでいると、子供たちからは、
「でも、最初の頃から比べたら、全然咬まなくなったじゃん!」となぐさめられます。
・・・とりあえず、靴下で遊ばせるのはやめた方がいいのかな^^;
でも、アレもコレもダメって言ってたら、
何もできなくなってしまいますよね。
時々こうやって、ふと「どうしたらいいのか」わからなくなってくる事があります。
やっぱり、犬を学ぶ。わが子を知る。そして考える。
これにつきるのかな・・・。