動物の視点で考える
ペコ地方、またまた雪が降り、寒いです。
午後からは陽もさしてきていますが、やっぱり寒い^^;
春が待ち遠しいですね。
さて・・・
先日、虫一郎さんのブログ「パールズの庭」にコメントした際、
「ペコは視覚が敏感な気がします」と書いたのですが、
その時お返事に「柴犬はサイトハウンドなのかな?」と頂いたのです。
恥ずかしながら、「サイトハウンド」という言葉を知りませんでした^^;
ハウンドとは犬の分類群のひとつだそうで、主に獣猟犬として用いられるんだとか。
それがまた、視覚(サイト)ハウンドと、嗅覚(セント)ハウンドに分類されるようです。
・・・っていうか、これウィキペディアまんまなんですけどね(笑)
犬好きと言いながら、知らない犬種などもたくさんあるので、
まだまだ知りたい事がたくさんです。
で、サイトハウンドに戻りますが(笑)
ペコは、視覚がとても敏感な気がするんです。
犬種的な差もあるかと思いますが、
個体の差もあるのではないかしら。
ワンコはだいたいそうなのかもしれないけれど、
目新しいものを見たり、いつもと違う何かがあったり、
また、風景のに同化しているくらいの物体(人とか、車とか)などにも、
固まって動けなくなることがあります。
先日は、一面の真っ白な雪の田んぼに、除雪された土がのっていて、
そこだけ茶色になっていたのですが、
ものすごい勢いで、その「土」に向かって吠えたんです^^;
確かに一面の白い雪に、一部茶色の部分があるのは、
コントラストが強いといえば強いですが・・・。
それにしても、土に向かって吠えるって、どうよ?って思いますよね。
きっと普通の犬飼いさんなら、なんのこっちゃ?で終わると思うのですが、
チャーリー組の私としては、非常に気になるわけであります(笑)
で、再度、テンプル・グランディンさんの
動物感覚を読みなおしています。
動物感覚―アニマル・マインドを読み解く (2006/05) テンプル グランディン、キャサリン ジョンソン 他 商品詳細を見る |
これで3回目になりますが、なんだかなぁ・・・
初めて読んだかと思うくらいの箇所がいくつもあり、
自分の集中力のなさにがっかりしています(笑)
テンプルさんは、自閉症でありながら、
その感覚を活かし、畜産動物の食肉処理の改革をした方です。
自閉症の人の感覚が、動物と似ている事から、
この本では、動物がどんな風にものを見ているかを丁寧に書いてくれています。
今じっくり読んでいる最中ですが・・・
本の中に、
動物が視覚的に恐怖を抱くシーン
例えば、茶色の床に白いコーヒーカップが転がっているところや、
灰色の壁を背景に黄色の長靴が置いてあるところの写真が、
ホームページに載せてあるとあったので、
サイトを検索していました。
そしたら、その写真は見つからなかったのですが、
テンプルさんの半生を描いた映画を見つけました。
スペイン語?なので何を言ってるか、さっぱりわかりませんが、
映像も綺麗なので、雰囲気で感じとる事ができます。
テンプルさんが恐れるシーンが映像的に表現してあるので、
ワンコの視点で恐れを感じとる事ができます。
本の中にあった締め付け機のシーンもありました。
2時間近くありますが、興味のある方はぜひ♪
Youtubeで直接見る→Temple Grandin
たぶんのあらすじ
テンプルさんが叔母さんの農場に行くところから始まります。
動物と触れ合いながら、過ごすうちに、
動物の勉強をするために大学へ行くことに。
大学では、はじめのうちはクラスメイトにもなじめなかったものの、
いつしか友人もでき、優秀な成績で卒業。
農場で働くことになります。
自分が牛の目線になって行動を分析し、
牛に負担のかからない牧場の設計や、
食肉処理システムを考案していく・・・
かな?
フラッシュバックのように、映像が映るシーンでは、
動物の視覚や感覚を感じる事ができると思います。
また、テンプルさんを理解できない人からの、
いやがらせにも、めげずに突き進む!
この強さに感動しました。
字幕なし(汗)ですが、全部見てしまいました。
追記
その後、サクラのははさんが、字幕入りを見つけて下さいましたっ!!
わけわかめのスペイン語で見た私って一体・・・^^;
気を取り直して、も、一回見てこよーーっ!