ペコさんくれろ

育犬日記@黒柴ペコ

イイ子って?

面白い表情が撮れました^^


GWに実家へ行ってきました。

以前もこちらに書いたのですが・・・

子の親であり、親の子であり(2011.09.19)

長男の受験や、進学もひと段落し落ち着いたので、
物忘れが激しくなってきた実家の母の様子を見に行くのが目的でした。
私ひとりでの里帰りです。

実は・・・。
母に対してずっとわだかまりを持っていたんです。
小さいころからいつも人と比較されて育ちました。

テストで頑張っても、
「ふ〜ん。それで?○○ちゃんは何点だったの?」てな具合です。

頑張っても、頑張っても、いつも人と比較され・・・。
そんなことは、どこの家庭でも普通にあることなのかもしれませんが、
その程度が、やっぱりちょっと異常だったと思います。

私は、母の望む「イイ子」になろうと頑張りました。

高校は母の希望通りの進学校に進みましたが、
そこに来て気づいた。

何かが違う。って。
母に認められるために頑張ってるの?

で、そこからですね。反抗し始めました(笑)
そんな思春期の思いをずっと引きずったまま今に至ります。

そんな母が、何度も同じ事を聞いたり、
自信なさげな様子があったり、
あれほど強気だったのに、私に頼ってきたりすることが、
とても不思議な気持ちになりました。

実家にいるときに、
「この家には、今お父さんと二人しかいないんだよね?」と
母が確認するように、私に聞いてきました。

父によると、時々私や兄が一緒に暮らしていた頃と、
錯覚を起こす時があるようなのです。

これは、その頃の記憶が、
鮮明に残っているということなのでしょうか。


母がぽつりと私に言いました。

「アンタ(私のこと)いつのまに、そんなにしっかり者になったの?」

その時、私の長年のわだかまりが、
ふっと消えていくような気がしました。



ありのままを認めて、受け入れる。

比較しないで、頑張りを認める。


これ、ペコと暮らして、日々感じている事ですが、
人だって同じですね。

否定される、認められないことで、
心は固く閉ざされていきます。

人もワンコも同じです。絶対に!



母は今後、ものわすれ専門の病院への受診を予定しています。
それもどうやら数カ月待ちのようですが・・・。


これからは、
母の状態を受け入れ、できるだけのことをしていきたいと思います。



実家で母から買い物に誘われました。
母は、私に洋服と帽子を買ってくれました。

私に似合う服や帽子を選ぶ母は、すっかり母親の顔になり、
すっかりおばさんになった私なのに、
母には、幼い娘に見えているように感じました。




ぼく、ちゃんとお留守番できるから、
またおばあちゃん家に行ってもいいよ♪

12050902.jpg

よろしくね♪ペコちゃん。