ペコさんくれろ

育犬日記@黒柴ペコ

やっかいな飼い主

昨日からペコのカイカイについて、あれこれ考えるところがあり・・・。
飼い主の記録として残しておこうと思います。

とーーーっても恥ずかしい記録なのですが、
自分に喝を入れるためにも、書いておかなくちゃ^^;


ペコは昨年の今頃も、ちょうど同じようなカイカイの症状が表れました。
かかりつけの病院では、疥癬、アカラス、その他寄生虫や、
細菌によるものか、もしくは環境(ダニ、カビ)、食物によるものと言われました。

それで、上記の原因に対処するべく、
抗生物質や、消炎剤、療法食を処方されました。

投薬は11月ごろまで続き、結局何が原因か不明なまま、
症状が治まってしまいました。

その間、病院へ行くたびに「体重」についてうるさく言われました。

「療法食は太るから、気をつけて!!」

量を減らしても増え続ける体重・・・。
その頃の私は、なぜ体重が増えるのかあまり疑問にも持たず、
とにかく症状が治まることしか頭にありませんでした。

ある日、疑問を持たず食べさせていた療法食に
「添加物」が含まれていることに気づいたんです。
気づきつつも、病院で処方されるものだから・・・と、
気になりつつも、やめられず・・・。

そのまま毎回病院でフードを購入していたのですが、
ネットで調べたところ、ずいぶん価格が違うことに気づきました。

ここまで書いてて、「なんて呆れた飼い主だ」と自分でも思いますが、
病院と同じ療法食を、価格に惹かれ、ネットで購入したんです。
病院でフードの購入間隔が長いことで、それが発覚し、
先生からかなり咎められました。

同じフードなのに、なんで?

フードメーカーと、病院との関係はよくわかりませんが、
そこまで咎められる理由はなんでしょう?




その頃には、カイカイもすっかり症状が治まっていたのですが、
断固として、「おやつ」の解禁を許さない先生。

私は勝手な判断で、少しずつ別の食材を食べさせはじめました。

そもそもその「療法食」に含まれている食材が、
アレルゲンではなかったという、確固たる判断材料がなかったからです。
普段何を食べているか?という質問など、
最初から最後まで、病院では一度もなかったんですから。


別の食材を食べても、症状が出ないペコさん。

療法食を切り替えて行きたい私の意見に、
全く聞く耳を持たない先生・・・。

結局その病院とは、縁を切り、今に至ります。

療法食は添加物の不安もあり、
勝手な判断で少しずつ切り替えていきました。
それでも症状は出ていなかったんです。


で、この時期にきて、再び始まったカイカイ。

正直少しドキっとしました。
勝手な判断でフードを変えていたからです。



で、色々調べました。
療法食のことや、食事のこと、アトピーやアレルギーについて。

「療法食」って何よ?

アレルゲンになりにくく、今まで食べたことのない食材を使っている。
・・・だけだと思っていました。だから「ダック」なのか・・・と。

でも、そうじゃないんですね。

簡単に言うと・・・
本来は体内で消化していく過程で、
たんぱく質アミノ酸に分解してから吸収するんですが、
アミノ酸に分解しきれない分はそのままたんぱく質として吸収されます。
そのまま入ってきたたんぱく質は、体内で異物と判断され、
抗体をつくってしまいます。
それが皮膚などへ、アレルギー反応として表れるんだそうです。

なので、最初からたんぱく質アミノ酸レベルまで分解したもの。
それが、「療法食(加水分解)」なのですね。

元々分解してあるたんぱく質だから、
体内への吸収率が非常に高いため、
「太りやすい」ということはうなずけます。


先生もそうやって最初から教えてくれたら、
納得できたのにっ!!



・・・そうじゃないんですよね。

言われるがままに、何の疑問も持たず、
病院で処方された薬と、フードを食べさせていた私がいけないんだ。


んじゃ、もしペコが食物アレルギーだったとした場合、
一生そのアミノ酸に分解された「療法食」を食べ続けることになるのか・・・。

そもそもなんで「アミノ酸」の状態になった「たんぱく質」しか受け付けないのか?
食物アレルギーってものは、そういうものなのかもですが、
ペコの消化力が低いってことなのかな?
それが遺伝的な体質ってことなの?



症状が治まったから、勝手にフードを変えてしまった罪な母ですが、
そのまま食べさせ続けていたら、この時期のカイカイが起きなかったのか?

これも、甚だ疑問なのですよ。



私がアレルギーを真剣に考えてなかったからだ!
・・・と言われても、仕方ありません。
本当のことなのですから。


けど、ペコのおかげで学んだこれらのことを、
次に活かしていくか否かは、私にかかってるってことなのです。



ペコさんには申し訳ないけれど・・・。


薬をなるべく使わずに、なおかつ免疫力を高めつつ、
そして消化機能も高めるような方法。


新しい病院の先生に相談して、
納得できるような方法を模索していこうと思います。


さて、今度の先生は、
こんなやっかいな飼い主を受け入れてくれるかどうか・・・。


とりあえず先生は、
「何を食べているか全部書き出してきてくださいね。」と言ってくれたので、
少し望みはありそうな気がします。