獣医との向き合い方
カイカイが酷くなってしまい、
再診に行ってきました。
ツイッターでは、皆さん色々アドバイスを下さったり、
個別にメールを下さった方もいらして、
本当に、感謝!感謝!です<(_ _)>
これ独りで悶々と考えていたら、
未だに闇を彷徨ってることでしょう。
さて・・・。
前の病院に行くのをやめて、今日に至るまでの経過を考えながら、
どこか譜に落ちない気持ちでいました。
前の病院で処方されていた薬は、
小さなジップ付き袋の中に、
パッケージから出された状態で薬の粒が入っていました。
それぞれ、そのままとか、2分の1とか、
4分の1に割ってあるものなどが混在して入っていました。
袋には、薬の名前がマジックで書かれていたのですが、
いつも一種類だけは「消炎剤」と書いてありました。
名前がわかる薬は、その名前や番号から、
効能や、副作用を調べる事ができるのですが、
「消炎剤」は粒が小さく、細かく割ってあるので、
番号が判読できませんでした。
当時、診察の時先生に聞いたんです。
「消炎剤ってステロイドですか?」と。
その時先生は、「違います。炎症を抑える薬です。」と答えました。
その時もっと突っ込んで聞けばよかったと、
今さらながら悔やまれますが・・・。
ペコの痒みがあまりに酷いのと、
なんだか腑に落ちないことから、
前の病院に当時使用していた薬の名前を確認したんです。
「ラリキシン」(抗菌薬)
「トラコナ」(真菌剤)
「プレドニゾロン」(ステロイド剤)
消炎剤だと教えられていたのは、ステロイド剤だったんです。
私がキチンと記録していなかったので、
処方されていた量や間隔は曖昧なのですが、
4−5カ月は継続して使っていたと思います。
全く自覚がなく、処方されていたステロイド。
きちんと用量や回数、期間を守れば、
とても効果のある薬だと思っていますが、
それを自覚なく使っていたことに、
かなりショックを受けました。
前の病院では、それらの薬と、療法食を同時に処方され続け、
すっかり良くなったように見えたために、
私の勝手な判断で、通院を中断してしまったのです。
でも、ステロイドが処方されていた事を知っていたら、
さすがに中断することはなかったのでは・・・。
これも、今さらジローなのですが。
ペコのカイカイは、痒みが酷くなり範囲も広がっていく一方です。
今朝、仕事を少し遅刻して、新しい病院へ再診に行きました。
ステロイドを使用されていたことを告げ、
今後について、改めて相談しました。
Ige検査で環境アレルギーは可能性が低そう。
抗生物質の使用でも改善がみられない。
アカラス薬はまだ数日の使用であるが効果があまりなさそう。
・・・という事で、次に食事を変えてみる。
常道ですね。やはり。
ここ数日、痒みが酷くなる一方だったので、
情けないことに、
何を食べさせたら良いのかわからなくなっていた私。
動物性たんぱく質が、アレルギーの元かも・・・と思うと、
気持ち的に、フードも少なめになってしまいます。
その分消化の良い、何か・・・と考え、
須崎先生の本にあった、くず練りなどもあげてみたりしましたが、
一度や、二度、思いつきのようにあげてみても、
症状が良くなるわけもありません。
いずれは普通の食事に戻したい希望があるということをはっきり伝えたうえで、
病院で療法食を取り寄せしてもらう事にしました。
ノバルティス Dr'sCARE アミノプロテクトケア
珀くんと同じです♪
動物性たんぱく質を使用せず、ポテトが主原料です。
先日のIge検査でもじゃがいもは値が0だったしね。
先生に
「フードが届くまで何を食べさせたらいいのかわからない。」と泣きごとを言うと、
試供品をどっさり袋に入れてくれました^^;
それから、今の痒みをどうするか。
もしかするとこの先カイカイとは、
長くつきあうことになるかもしれないので、
先生は、なるべくステロイドは使いたくないようです。
けれど、これ以上掻き壊して二次感染などを起こしてもいけないので、
短期間だけの使用とし、まずは患部を回復させる事を優先する事にしました。
プレドニゾロン1錠5mg 1.5錠/日(朝1錠、夜0.5錠) を4日間
1錠/日(朝0.5錠、夜0.5錠) を6日間
ステロイドの量は、だいたい基本が0.5mg/kg/日だそうです。
これを症状に合わせ、0.25mgにしたり、1mgにしたり・・・。
ステロイド10日間使用中には、食事も療法食に変わるので、
とりあえずそれで状態を見ていくことになりました。
副作用として腎臓の調節がうまくできず、多飲多尿になるので、
おしっこ漏れちゃっても叱らないでね。とのこと。
病院から帰宅し、1錠、そして夕飯で0.5錠飲みました。
今日は痒みが少し収まっているようで、
ぐっすり眠れるようです。
病院との向き合い方。
処方された薬の用法と用量。またその管理、記録の大切さ。
今回の事でペコに色々なことを学ばせてもらいました。
教訓として、活かしていかねば。
でも私の最終目標はあくまでも「普通食」です。
へっぽこ母さんだけど、頑張るからね。