タブー?
夕方のお散歩。6時になってもアスファルトは熱いです。
朝のお散歩が7時前後なので、それ以上排泄を我慢させてしまうのは可哀そう。
そんなわけでこの頃は、車に乗せて行きつけの芝生広場へ出かけます。
日陰はあまりありませんが、アスファルトを歩くよりはマシかも。
昨日は、お散歩後ついでに病院にも連れて行こうと思い、
さほど暑くなかったけれど、車に乗せて芝生広場へ行きました。
芝生広場には、大量の小学生たちが、
大声を上げながらサッカーをしていました。
それを見るやいなや、腰が引けるペコさん^^;
広場の中には入らず、どんどん離れて歩いて行きます。
ま、いっか。今日はさほど暑くもないし、
しばらく歩いたら、また広場へ戻れば・・・。
どんどん、どんどん離れて行きます・・・^^;
えっと、病院に行かなきゃならないし、
車あるし、広場へ戻ろうよペコさん。
気乗りしないペコを盛り上げて、
狩りごっこしたり、よ〜いドン!で走ったりしながら、
広場の方へ戻ってきました。
大量の子供たちの姿が見えると、
動かなくなりました。
おやつを投げても取りに行きません。
このまま立ち止まっているわけにもいかないので、少し考えました。
「自ら動くように導くこと。」
チャーリー組では、あたりまえに取り組んでいる事です。
でも、目の前にいる仔は、今自ら動けずにいます。
タブーかも?と思いましたが、その場で抱っこしました。
鼻歌を歌いながら、抱っこしたまま歩き、
芝生の上に下ろしました。
ペコさん、小学生の大群を横目で見つつ、
でも尻尾は下げることなく、時々私を見上げながら歩けました。
「全然大丈夫じゃん♪ペコちゃんスゴイね〜♪」
怖いから動けない。
そんな時だって、自ら動くように導く。
これは基本です。
でも、最初の一歩が踏み出せない。
そんな時は、助けてあげるのもアリかもしれない。
「してはいけない。」
「こうすべき。」
そんなことに囚われず、目の前にいる仔にその時何が必要なのかを考える。
学びってそういうものですよね?
家に帰り、玄関でブラッシングと足ふきが終わると、
トリーツポーチに顔を突っ込んで、
残ったフードを食べるペコさん^^;
こんな事させると、トリーツポーチを狙うようになるんじゃ?
そんな声が聞こえそうですが、
警戒心が強いペコさんが、
自分から顔を突っ込んでるってある意味凄いことなんです!
しかもマズルトレーニングになる!!
時にはタブーと思われることも、
頭を柔軟にして、臨機応変でいいんジャマイカ〜〜♪