ペコさんくれろ

育犬日記@黒柴ペコ

痙攣発作(2回目)〜専門病院へ〜

前日から雪のペコ地方。
昨日は、朝からアイスバーンの高速をかっ飛ばして、
かっ飛ばしてないです^^;怖かったー!!
かかりつけ病院からの紹介で、
受診の予約をしていた名古屋の専門病院へ行ってきました。

事前から、「遠方からの受診で体力を消耗していること」
「痙攣風味な震えが毎日起きていること」から、
MRI検査を受けることになった場合、
一週間ほどの「入院」が必要。と言われていました。

そんなわけで、ペコのふだん食べている「フード」と、
匂いのついた「毛布」を持参して。

それから、皆さんから送って頂いた「お守り」も、
しっかり持って行きますよー!!


前日のペコさん。
自分の身にいったい何が起きるのか知る由もなく。
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名古屋に到着すると、ほんのわずかに雪がちらつくものの、
雪のペコ地方とは、まったく違う空でした。
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予約の時間に、診察室へ呼ばれ、
これまでの経緯、また、撮りためていた動画を見て頂きました。

そのうえで、詳細な血液検査、レントゲン、神経学的検査をして頂きます。
部屋を出ようとする私たちについていこうとするペコを、
「こっちよ♪こっち〜♪」と先生に、
あれよあれよ。と言う間に、連れていかれました^^;


「検査には、かなり時間がかかるので、食事などしてこられたら?」
と受付のお姉さんに言われ、
とりあえずペコ父と外へ出て、近くのマックに入るものの、
何か喉に通るわけもなく・・・。
あ、でも、ペコ父と、チーズバーガーを半分こ。して、
なんとかお腹に収めました。




病院へ戻り、また待ちます・・・。




待ちます・・・・。




ようやく名前が呼ばれました。



病院の院長先生自ら、
ペコの状態を詳しく説明して下さいました。


血液検査は、今までで一番詳細でしたが、
そちらについては、異常なし。
心配していた、副腎や、甲状腺なども異常なさそうでした。

レントゲンも、身体はもちろん、頭も撮って下さったのですが、
そちらも、異常なし。

脳神経科専門病院での「神経学的検査」も、異常なし。



そうなると、原因として考えられるのは、「脳」になります。


あ。小さい頃から、興奮すると耳が傾く。
今回の発作に関係しているのかどうかわかりませんが、
写真も見て頂きましたよ♪

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耳が傾く理由としては、「外耳炎」などもありますが、
ペコの場合は、それとはやっぱり違うように思えていたのです。
耳も汚れてなかったし^^;


また、このところ、毎日起きている、
痙攣風味な震えは、おそらく「部分発作」だろう。とのことでした。


各種検査をしていて、先生が「左目に内出血の跡がある」と教えて下さって、
デジカメの写真を見せて下さいました。
目の内側の白目の部分が、べったりと赤くなっていました。
それには、私も、ペコ父もびっくり!!

留守中、気づかない時に、もしかしたらひとりで発作を起こし、
どこかでぶつけたのかもしれません。



それらを総合的に判断しても、MRIを撮り、脳に何か異常がないか。
腫瘍や、炎症がないかを検査すること。
脳炎の可能性があった場合は、脳脊髄液を採取して、
そちらの検査も行うこと。


MRIを受ける際の、全身麻酔などのリスクよりも、
原因を突き止めることのメリットの方が大きいこと。



結果として、
「特発性てんかん」の場合は、
てんかん薬を一生飲み続けることになる。
それには、それなりの覚悟が必要。

また、「症候性(なんらかの病気による)てんかん」だった場合は、
その治療を行うことによって、発作が軽減されることになる。


ペコはまだ若く、この先10年以上の「犬生」がある。


今後、何か問題が出ることも考えられる。ことから、
今、しっかり検査して、原因をつきとめ、
専門病院と、かかりつけ病院、そして家族とが、
力を合わせて頑張りましょう!と力強い言葉を頂きました。



部分発作が毎日起きているために、
やはり、ペコの体調を見て、病院の環境にも慣れた頃に、
MRIを撮る。ことになりました。


そんなわけで、予定通り、「入院」となりました。



この時点で、ペコは、扉のむこうの処置室にいるらしく、
検査を終え、落ち着いている。ために、
再度、顔を合わせるとまた興奮してしまうことを避けるため、
このまま私たちは、家に帰ることになりました(´;ω;`)






・・・うーん。長くなったので、続きにします ( ̄▽ ̄;)