ペコの甲状腺機能低下症と、母の認知症
毎朝のお仕事。
庭で、ペコム(セコム)して、サラダバーして、またペコム♪
とっても熱心に、お仕事してくれるので、
出勤前の私は、いつもこの姿に、やる気をもらっています♪
さて、そんなペコさんですが、
今、治療中のてんかん以外に、
8月末ごろから、別の病気の治療のため、投薬を初めていました。
結果がはっきりするまで、書くのを控えていたのですが、
先週末、病院での検査結果から、
はっきりと診断が出たので、記録しておこうと思います。
診察前。緊張しています。
今日は、検査の結果を聞くだけだよ。
痛いことしないからね。
普段の様子とか、体重の増加とか、
散歩中の歩様とか・・・
色々な症状から、疑っていたのが、
「甲状腺機能低下症」でした。
8月末に血液検査をし、
黒に近いグレーだったことから、
T4製剤を少量から飲みはじめ、
この日は、2回目の検査結果を聞きに行きました。
なんと・・・
「測定不能」なところまで、数値が下がっていました・・・(´;ω;`)
この結果から、
ペコの甲状腺は、十分に機能していない。ということがわかりました。
今後は、定期的にモニタリングしながら、
薬の量を調整していく予定です。
薬が多すぎると、中毒症状が出るらしく、
その塩梅が難しいそうです。
夕飯の時、家族に結果を報告しました。
どんな病気なのか、その症状や、治療方法など、
それに伴って、今後、起きるかもしれないこと、などなど・・・。
長男がひとこと、
「かわいそうに・・・」と言うので、
「ペコは、自分のことを不幸だなんて思ってないんだから、
かわいそう。って思わなくていいんだよ。」
「そうだ。そういうのは、伝わるって言うもんね。
でも、かわいそうだって思っちゃうよ。」
うん。確かに。
楽しみなご飯も、体重が増えちゃうから、控えめにしているし、
楽しみな散歩も、しんどくて歩けなくなっちゃうしね。
おまけに、てんかんで、発作のような不安症状や、
アレルギーの痒みもあるから、
かわいそう。って思わない方が難しいのかもしれない。
そんなペコの様子も気になりますが、
しばらく行けてない、実家の母の様子も気になる・・・。
というわけで、ペコの診断結果に放心しつつ、
予定通り、翌日、長男と次男と3人で、
名古屋の実家へ様子を見に行きました。
長男、免許取得して3年近くになりますが、
初の高速道路の運転です。
めっちゃ怖かった・・・( ̄▽ ̄;)
母は、あいかわらず、私を娘だとはわからなくなっていて、
そして、久々に会った孫たちのことも、わからなくなっていました。
けれども、
小さい頃に呼んでいた名前(省略した感じの呼び方)で紹介すると、
あ〜!はいはい!〇〇くんね!!と、
この子たちの事は知らないけど、その名前の響きには、
とても聞き覚えがある!!と言う感じで、
嬉しそうに、あれこれ世話を焼いてくれました。
母が私のことを、娘だとわからなくなってしまったこと。が、
頭でわかっていても、心では認められていなくて、
今までは、それを思い出させよう!とするところがあり、
そうすると、母も、イライラして、私もイライラして・・・
嫌な空気になってしまっていました。
けれど今回は、なぜだか、もうそんな事はどうでもよくて、
とにかく、楽しいこと、懐かしいこと、その時感じた嬉しいこと、
そんなことをとりとめもなく話し、そして一緒に笑い合うことができました。
車に乗って出かけ、食事をして、それから買い物をしました。
母の手にそっと手を触れると、母は私の手をぎゅっと握り返し、
年老いた母と、すっかりおばさんの娘は、手をつないで歩きました。
子供たちも、色々サポートしてくれました。
長男も、次男も、おばあちゃんのことを、ありのまま受け入れて、
自然なやりとりがちゃんとできて。
親バカですが、良い子たちだなぁ。って。
私がいなきゃ、ペコ家は回らない!なんて思ってましたが、
いやはや、そう思っていたのは、私だけで、
みんなしっかり成長してて。
帰りの高速では、長男が頼もしく見え、
行きはあんなに怖かったのに、
すっかりリラックスして乗っていられました。
我が家に帰り、うたた寝の次男とペコ。
お兄ちゃん、帰ってきて、よかったね♪
そうそう。
実家に置いてあった血圧計で、みんなで血圧を測りました♪
そしたら、なんと、母が一番正常で、いい値! ( ̄▽ ̄)
母曰く、
「ほらね!働き過ぎず、怠けすぎず、これがいいのよ!」
あぁ、母もやっぱり、ペコと同じで、
自分を不幸だなんて、ちっとも思ってないのね ( ̄▽ ̄)
ペコの病院に飾ってあった絵。
結果を聞いて放心状態だった私を、救ってくれた猫さんたち♪
ペコも、母も、今この時を笑いながら楽しく、
そして、精いっぱいに過ごしてるんだよねぇ。
それなのに私が、かわいそう。だと思ったり、
先々の心配をして過ごすのは、なんだか違う。
ペコのこと、母のこと、
ペコ父や子供たちに話して、
それぞれの想いを知ったり、
それぞれが触れ合う様子見ていると、
私よりずっと柔軟だったり、
私とは視点が違っていたり、
教えられることが沢山ありました。
これからも色々トラブルがやってくるかもだけど、
かっかってきやがれー!ヾ(。`Д´。)ノ
ペコ家、最強タッグで迎え撃ってやるぜ!!