港になるということ
先日、とても嬉しいことがありました。
夕暮れの帰り道、ちょっと腰掛けて休憩していたら、
ウォーキングのおば様に、今日は暑いねぇ!と声を掛けられました。
暑いですね。
歩いてるとますます暑くなります。と答えると、
だからひと休みなのね♪
柴犬でしょ?可愛い顔してる。
可愛がって育てられてるのが、顔に出てる。
たまに見かけるけれど、とても可愛がってるのが、
歩いてるの見てるとよくわかるのよねぇ。と。
わぁ!嬉しい!ありがとうございます!
おばさまの言葉が素直に嬉しくてお礼を言うと、
ギューーっ!と引っ張ってく人もいるじゃない?
でも、あなたたちは、
犬の行きたいように歩いて、楽しそうで、
大切に歩いてるように見えるのよ♪だって!
おば様の家のワンコは、
10歳で、口の周りが白くなってるけど、
犬は犬よねぇ。いくつになっても。と、しみじみお話してくれました。
人からどう見られるかなんて、関係ない!って思ってきたけど、
そんな風に見てくれてる人がいた事が、やっぱり嬉しく感じました♪
そして、おば様の言う「大切に歩いている」というのは、
本当にその通りで、ペコとの毎日の散歩は、
ペコと私の絆を深めていくために、大切にしている時間なのです。
例えば・・・
いつもの芝生広場で、何かが気になったペコさん。
私には、表情から不安な様子が感じ取れました。
私には見えない何かが見えるのか、
私には聞こえない何かが聞こえるのか、
それはわからないけれど・・・。
そしたら、自らそばにきて、私の足元の匂いを嗅ぎました。
この頃は、こんなふうに私を確認することで、
次の一歩が踏み出せるようになりつつあります。
ちなみに、この顔は、不安じゃないよ。
屋根の上にスズメがいたのです ( ̄▽ ̄)
ほんとだね~♪チュンチュンがいるね♪なんて、
声をかけています ( ̄▽ ̄)
鳥系は、全部チュンチュンなのです♪ ( ̄▽ ̄)
あ、カラスだけは、カラスって言うか!
どうでもいいね( ̄▽ ̄;)
超苦手だったワンコさんに会っても、
この頃は、グイグイ、ガウガウしなくてもよくなって、
ニュートラルなペコでいられるようになってきています。
前方に歩いてるのが、そのワンコさん♪
ちっさ! ( ̄▽ ̄;)
それから、それから・・・
苦手なチビッ子。
前からこんな風に自転車で向かってきても、
自分で道の反対側に行ったり、
道端の草の匂いを嗅いでやり過ごしたりできるようになりました。
この前も、散歩していたら、
友達と一緒に自転車に乗ってやってきた近所のチビッ子が、
ペコと私を見て友達に「あの犬吠えるよ!」と教えているので、
「もう吠えないよ♪」と答えると、
「マジや!」と驚いていたくらいです(笑)
な~んて。
うまくいってる事だけ書いてるけど、
色々あります。ありますよ。
凹むことだってあるあるです。
けれど・・・
何があっても私自身が堂々と、
どっしりと構えていなくっちゃ。
だって、私はペコの港なのだからね。
不安な時にはそばにきて、ホッとして、
そうしてまた次の一歩を踏み出すための、
強くて優しい港なのだからね。