世界の中心で婆が叫ぶ②
この冬最大の寒気って大げさすぎじゃ?って侮ってたら、
昨日は、朝起きたらこんなことになってたペコ地方( ̄▽ ̄;)
ちょうど大き目の柴犬が、肩まで埋まりそうな積雪量 ( ̄▽ ̄)
わかりやすいね ( ̄▽ ̄) え?
さて。
前回の続きです♪
すっかり私とも打ち解けてくれたペコ婆。
夕飯は、3人で外食しました。
待ってる間に、またおしゃべりに花が咲きます♪
ペコ爺も、ペコ婆も、髪がほとんど白くなっていて、
その色合いがキレイだね♪なんて話題の時。
お風呂を嫌がり、シャンプーができなくなったペコ婆。
そこでペコ爺は考えました。
ペコ婆がずっと行きつけだった美容室の先生にお願いすると、
先生自ら、月に一度、歩いてペコ婆を迎えにきてくれて、
シャンプーとカットをしてくれるんですって♪
で、今までそれを続けていたのだけど、
毎回だとけっこうなお値段になるそうで・・・。
貯金と年金暮らしの老々介護の生活。
節約できそうなところは節約したいんだろうね♪
そこで、ペコ爺は、また考えたよ。
カットを安い値段でやってくれるお店ってあるじゃないですか。
1000円とか、1500円とか。
そこにペコ婆を連れていって、隣同士の席に座らせてもらい、
一緒にカットとシャンプーをしてもらったんだって!!
もちろんペコ婆が認知症ということも、きちんと話し、
シャンプーも、仰向けじゃなくて、
顏を下向きでしてもらえば、大丈夫♪ってこともちゃんと伝えて。
そんなペコ爺のお願いを引き受けてくれた、
お店の方の理解と、
2人が並んで髪を切ってもらっているところを想像したら、
私は、涙が出そうになりました(´;ω;`)
なんて素晴らしいんだろう!
これって、ペコ爺の社交的な性格の賜物なんですよねぇ。
外に出かける事が好きで、誰にでも気軽に話しかけて、
すぐに友達になってしまうペコ爺。
若い頃は、そんな風に誰にでも話しかけてしまうペコ爺のことが、
一緒にいて、なんだか恥ずかしくて、他人のふりしよう・・・ ( ̄▽ ̄;)
なんて態度をしたこともあったよなぁ。
けれども、そんな風に思った自分が、恥ずかしくなってしまったよ。
まぶしいぜっ!ペコ爺!!
ペコ婆にとっても、社会との関わりを持つことは、
それだけで刺激になるし、人との繋がりを感じることで、
今、確かに生きている実感が持てるのだと思います。
そして、ペコ婆と関わったことで、
その人にも、何かしら感じてもらえることもあるでしょう。
それなのに、
どうしても社会との関わりを避けがちになり、
家族で隠すように抱え込んでしまうのは、
実は、本人のためじゃなく、
よそ様に迷惑かけるかもしれない。
何かしてしまったら、恥ずかしい。
人の目が気になる。
という、家族が持つ心の中の引け目に他ならず、
本人は、ちっともそんな風に思ってないんだと思います。
堂々とありのままを社会に伝えていくことで、
人が持つ認知症への偏見みたいなものを、
少しずつなくしていけるかもしれない。
犬のことだって、同じだ。
その時犬が吠えるのも、その時犬が咬むのも、
恥ずかしがらず、隠さずに、堂々と社会に伝えていくことで、
犬への偏見も、変えていけるかもしれないな。
外へ出よう!声を上げよう!
ぼくらはみんな生きているーーっ!ヽ(゚∀゚)ノ
あれ?どんどん逸れてきた( ̄▽ ̄;)
・・・そして、次回へと続く ( ̄▽ ̄)