第8回福井お散歩トレーニング 2016年10月9日 福井グリーンセンター
昨日は小田原から犬の先生をお迎えし、
お散歩トレーニングという名のパックウォークに参加しました♪
春と秋の年2回、心待ちにしていた時間。
振り返ってみると今年で4年目。
そして、8回目になるのねぇ。
一般的な「犬のトレーニングの場」と考えると、
4年間で8回というのが、多いのか少ないのか、
それはわからないけれど・・・。
それでも、確実に犬たちは成長し、
そして、それを支え続けてきた飼い主である私たちの「飼い主力」も、
犬たちの成長と同じようにアップしていることは、
自信持って言えるんジャマイカ!そう強く感じた時間でした。
うーむ。長文な予感・・・ ( ̄▽ ̄;)
◆パックウォーク
遡ること4年前。
柴犬に超激しく反応してしまう。だったボルゾイのパリス君。
これは昨日。トレーニング前かな?
前を歩くパリス君は、時々立ち止まってゆっくり振り返りながら、
後続がちゃんとついてきてるか確認しながら歩いていました♪
パリス君。
たぶんコチラへ向かう道中から、そして、公園に到着した時から、
ん?これは例のヤツだな♪って、ちゃんと理解してたんじゃないかなぁ。
少なくとも後ろからペコと歩いている私の目には、
パリス君のゆったりとした歩様がそれを物語っているように映ったよ♪
彼にとっては、永遠のライバルだった柴犬が、いつしか仲間になっていった。
犬には元々そのチカラがあるのかもしれないけど、
人だって色々な人がいるように、犬だって色々な犬がいて。
認知の仕方だってそれぞれで。
だから、それをゆったり見守り、時に導くのが私たち飼い主の役目。
そう。慣れさせよう。ではなくて、元々犬に備わっているチカラである
社会性、社会欲を上手に引き出していく。
パリス君のママさんも、あんなにキュートな笑顔だけどさ。
色々あったと思うよ。うん。
◆初参加
そして昨日は、ご主人の単身赴任先へ遊びに来ていたご家族が、
足をのばして参加してくれました♪
普段は、小田原でのトレーニングに参加されているそうです。
犬を見ると吠えて、それから転嫁的な行動が出る。
そう聞いていたけれど・・・。
時々「ギャウギャウ!」ってしてる姿が、
かつてのペコと重なって、じんわり(*´∀`*)
犬の先生曰く、
ライチ君。吠えながらも、しっかり瞬きしてるよ。って。
そうなのよねぇ。
私たち飼い主って、犬の頭や背中しか見えないから、
その時の犬の表情ってわからなくて。
だから、「ギャウギャウ!」だけを見て焦ったりしちゃうんだよね。
でも、犬は何かしらのシグナルを発しているんだろうね。
人がそれをキャッチできないだけで。ね。
そんなライチくんも、
パックで歩いているうちに、どんどん落ち着いてきて、
楽しそうに歩いていて、嬉しかったなぁ♪
犬だけじゃなくて、飼い主さんたちも笑顔になれる(*´∀`*)
それって、自慢じゃないけど、この空気感だと思う。
自慢してるけど ( ̄▽ ̄)
普段の散歩だと、
吠えたらどうしよう。
犬に会ったらどうしよう。
そうやって、つい肩にチカラが入ちゃう。
でも、この場所ではそんなチカラが抜けていく・・・。
誰も責める人がいないから。だから安心してね。って。
みんなそう思って参加してるからね。
ライチ君のママさんから、
もしも次にタイミングがあったら、また来たい♪って言葉を頂きました!
みんなでお待ちしています♪
◆いい味出してるゴンちゃん
滋賀県からやってきてくれた、ゴンちゃん!
この仔の明るさは、天性のものもあるかもしれないけど、
ご家族に愛されて育っていくことで、
ますます「いい味」が出てきてるよねぇ。 ってそう感じます。
オヤツキャッチも得意だワン!
オヤツが大好きで、人も大好き!
それって、とても素晴らしいことだと思うよ。
人=いい人
ゴンちゃんの中でそれが確信となってる。
だから、人のことも、大切に感じてくれてる。
私の手からあげたオヤツ。
大きなお口のゴンちゃんなのに、
小さなオヤツをとても優しく食べてくれた。
そして、もうないよ。って言ったら、
ちゃんと理解してくれたよ♪
オヤツをあげると興奮する。
オヤツを奪い取るように食べる。
何かと云々言われがちのオヤツだけど、
それって、与え方なんじゃないかなぁ・・・。
そんな風に言ってみる ( ̄▽ ̄)
◆柴犬たちの成長
心も身体もすくすくと、素直に育ちつつある柴犬3頭。
5歳の陣君。
2歳のこたろー。
6歳のペコ。
それぞれに、それぞれの表情があって、面白いね。
そりゃ散トレが始まった当時、4年前は、
柴犬的必要なスペースを取ることを心がけたり、
偶然近づきすぎてガウガウ言い合ったりしたこともあったさ。
もちろん4年たった今も、私たち飼い主が心がけることはあるけれど。
まず驚いたのは、陣君とペコの関係。
近づいた時の、身体に走る緊張感が全くない。
筋肉が緊張しないっていうのかしら。
鼻先突き合わせてても、その鼻先に緊張感がない。
それは陣くんの飼い主である、ばぁばちゃんも気づいたようで、
2人の飼い主は、犬たちの関わりを温かく見守りました。
以前は近づいちゃって、
「やんのかこらー!」だったのが、
「あ。お久しぶりですね」に変わったみたいな(笑)
2ワンとも、大人になったねぇ。
それから、2歳のこたろー君と、ペコ。
こたろー君は2歳なだけあって、1人で盛り上がってて面白かった(笑)
1人で「遊ぼう!」ってプレイバウして「ワン!」と吠えて。
そんなこたろー君に、6歳のペコは横向いて「相手にしないよ」って(笑)
2ワンがシンクロしていたところが楽しかったよ。
まるで兄弟みたいでしょ(*´∀`*)
こ「なにしてるですか?」
ペ「芝生でアゴを掻くときは、こうするんだぞ」
こ「なるほど!」
こ「先輩!こうするんですね!」
ペコ「うむ」
犬も人も、学習には色々あるけれど、模倣学習ってあるんだよね。
こたろー君の成長ぶりと、2ワンの関係。
これからがとても楽しみです♪
◆リードワーク
長くなってきたけど、これだけは書いておきたい。
私の犬のスクールは、3mリードとハーネスを推奨しているけど、
先生の考えは、その限り、絶対!というものではなくて。
道具そのものよりも、むしろ、
その扱いに気を付けましょう。というもの。
ハーネスをつけてるからと言って、
ハーネスだからこれくらいいいでしょ!って、
グイグイ犬を引っ張って動かしていたら、
それは犬に優しいとは言えない。
首輪でも、首や身体に負担のないリードワークを心がけられれば、
犬にとっては、首輪の方がいいよね。
そもそもハーネスに慣れてなかったり、
ハーネスを身体に装着することを嫌う犬さんだっている。
それがつけられるようになることも大事かもしれないけど、
日々の散歩は毎日のことだし、待っちゃくれない。
犬の身体の構造を考えることも大切。
無理な姿勢のまま横につけるよりも、
犬の身体の構造に沿った形で犬を動かして横につける方がいいよね。
どうやったら、犬が動いてくれるのかな?
リードワークのレッスン中。
そうそう!
忘れちゃならない、リスクマネジメント!
長いリードは危険、とか、
長いリードは広い場所で呼び戻しのトレーニングに使うもの!
長いリード反対!という声もあります。
うん。わかる。
人や車の通る場所で、
だらんと伸ばしたまま使うのは、私だって反対だ。
3mリードが流行りつつあって、それを使うのはいいけれど、
間違った使い方をしてたら、批判が起きるのは当然。
また、正しく使っていても、長いリード。という、
それだけのイメージで批判されることもある。
もともと私の犬のスクールは今までずーっと、
このリスクマネジメントを含めた3mリードの使い方を、
教えてくれていました。
だから、昨日参加していた飼い主たちは、
意識せずとも、正しい使い方をしていたのだけれど・・・。
長いリードを使う飼い主たちは、批判に批判で返すのではなくて、
その使い方を正しく行うことで、イメージを変えていかなきゃね。
◆来年の春に向けて
お散歩トレーニングは、来年の春も開催の予定です。
リードワーク中心のものになるかも。です。
そしたら、単独でも参加してもらえるから、
犬を連れてくることに不安がある方にも、来てもらえるかな?どうかな?
昨日の楽しかった余韻がまだなんとなく続いてて、
今朝の散歩も、リードの扱いに気をつけた私です。
春の再会の頃には、もっと上達していたいなぁ♪ヽ(゚∀゚)ノ