飼い主の優しい強さ
ある時期から、なぜか尻尾が下がったままお散歩することが多かったペコですが、
このところ下がってる時よりも、上がってる時の方が多くなってきました♪
柴犬特有の巻き尾が、どことなく中途半端なのは、
自信も中途半端なのかもしれませんが(笑)
それでも「自信」をキーワードにしている母にとって、
何よりも嬉しいことです^^
こんな表情は「自信」もありそうに見えるんですけどねぇ・・・。
さて・・・。
昨日から柴犬の「自立性」と向き合うことについて、ずっと考えていました。
チャーリーママさんの元でお勉強してきたペコ家です。
なので「叱り」や「罰」のない方法で、これまで取り組んできました。
正しいことは「褒める」そして、
自ら考えて動く、正解に導くことを心がける。
「叱らない」で「褒める」と聞くと、どうしても犬に優しく、
飼い主が犬の言うことを聞いてしまうイメージがありますが、
決してそうでありません。
お散歩で出会うワンコさんの中には、
「叱られている仔」がたくさんいます。
飼い主にリードをグイグイ引っ張られたり、
吠える度に叩かれたり、時には蹴られている仔もいます。
でも、いつもその姿を見かけるということは、
「叱っても改善していない」ということに他ならないのでは?と思うのです。
ってことは、いつもワンコは痛い目にあってるだけ。
それってどうなんでしょう?
ペコは「叱らない」「褒める」で、
改善してきていることがたくさんあります。
それは何より「飼い主に注目する」ことができるようになってきたから。
で、ここからです。本題です^^;
チャーリーママさんの本家ブログでも、
よく登場するキーワード。
柴犬の歴史を調べると、縄文時代までさかのぼります。
柴犬は、縄文時代から人間と狩猟をし生活をともにしてきたんですね。
獲物を直接追う猟犬として使われてきた長い歴史があるために、
攻撃性や捕食本能が極めて高いんだそうです。
そして警戒心・忠誠心・飼い主に忠実であることから、番犬にはもってこい。
遺伝子の中には、そうした長い歴史が刻み込まれているんです。
ペコは現代に生きていますが、その遺伝子は受け継がれているんですよ。
で、何が言いたいのかと申しますと・・・。
ここで発揮されてくるのが、
チャーリーママさんのキーワード
「飼い主の優しい強さ」なのではないでしょうか。
敢えてリーダーになれと、言いたい <私は社会化のドッグトレーナー>
犬になめられないように、とか、
人が上に立つ、とか、
そういうのとは違いますよ。
現代に生きるペコの遺伝子に組み込まれた長い柴犬の歴史。
一緒に狩をして、人間と共に生きた縄文時代。
そんなことに思いをはせたとき、飼い主に必要なのは何か?
それは、まさに「人間の的確な指示の元、一緒に狩をする」ような・・・
獲物を捕らえて我が家に帰り、ともに食事をし、
一日の成果をたたえ合い、眠る・・・。
今日は、すごくぶっ飛んでますが(笑)
ペコが生き生きと「犬生」を過ごすために、
私はもっともっと、優しく強くなりたい。
改めてそう感じている今日この頃なのです。