アゲハの道と、犬の匂い嗅ぎ
朝ご飯が済むと、庭へ出て、
ペコ父と次男を見送るのが日課になっているペコさん。
今朝の庭は、上空をカラスの集団が鳴きながら飛びかっていたせいか、
なんだかソワソワしていました。
ソワソワが止まらず、こんなところに潜ってみたり ( ̄▽ ̄)
カラスも、犬も、何かしらを感じとっていたのかしら。
私には、さっぱり感じられない何かを。
日高先生の本に、アゲハチョウの道。について書いてあったので、
覚書風味に残しておこうと思います。
またまたフリー素材からお借りしてきましたよ♪
アゲハと言えば、ナミアゲハ♪
っていうか、このアゲハがナミアゲハという名前だったこと、
今まで知らなかった・・・( ̄▽ ̄;)
もう知らなかったことばっかりだよ( ̄▽ ̄;)
ナミアゲハは、必ず決まったところを飛ぶんですって。
それは、日の当たっている木の梢。
もしも道の両側に木が生えていたら、必ず日が当たっている方を飛びます。
なので、右側の木に日が当たっていたら、ずーーーーっと右側の木に沿って飛ぶ。
日当たりが変わって、左側の木に日が当たるようになると、
アゲハは道を横断して、左の木に移動し、
そしてそれに沿って飛ぶんだって。
そうやって、アゲハは、ミカン系の木を探して飛びつづけるのです。
なぜなら、ミカン系の木には、
サナギから生まれたばかりの新しいメスがいる可能性が高いから。
メスに出会うために、日の当たる木に沿ってアゲハは飛ぶのです。
動物の行動は、自分の遺伝子残すための行動だ。と書かれています。
それは、そもそも遺伝子にプログラミングされているので、
遺伝子がその個体を操作している。と。
それゆえ、
アゲハが見ている、構築している世界では、
日の当たっている気の梢が最も重要なものであって、
アゲハにとっては、それしか見えていない。と言っても、
過言ではないくらいなんだって!
まぁ、お腹も空くだろうから、そんな時は、
花が見えてくる。みたいな ( ̄▽ ̄)
サラダバーをしている時のペコは、草しか見えてないのかも?( ̄▽ ̄;)
犬の匂い嗅ぎ。
このアゲハの道に似ているなぁ。って思いました。
同族の匂いを探し求め、匂いに沿って歩く犬たち。
その時、犬が構築している世界の中で最も重要なものは、
電柱であり、草むらであり、地面であり・・・
犬の匂い嗅ぎ。は、犬が情報を得るものである。
人が新聞や本を読み、ネットをするのと同じように。
そんな風に解説されているのをよく見るけれど、
アゲハの道を知った今の私には、
犬にとっての匂い嗅ぎって、
犬が生きる事。生きる意味。に等しいくらいの、
大切なものだったんじゃないかな?って思うのです。