犬を尊重しすぎるのも違うのかもしれない。
感じたことを忘れないように、記録しておこう♪
今日の夕んぽ。
出かける時は明るかったのに、7時だと暗くなるね。
やっぱり秋だなぁ。
ひがくれるのがはやくなったね。
田圃の脇を歩いてた時、ペコがふと立ち止まったから、
ん?と思って私も立ち止まった。
そしたら、いきなりキジが飛び出してびっくり!Σ( ̄。 ̄ノ)ノ
思わず、おーーっ!と声が出ちゃったけど、
ペコは全く動じる事なく歩き出したよ。
キジがそこにいることを、とっくにわかってたからだね。
それから、帰り。街灯少なめで、暗くて見えない前方。
またペコが立ち止まった。
よーーーく目を凝らし、耳を澄ませても、
私には全く姿も見えず、物音も聞こえず。
しばらくすると、犬と散歩するペアが前方に見えてきたよ。
こんばんは♪と挨拶を交わしたら、またペコは歩き出したよ。
私には見えない、聞こえない、感じないものを、
ペコは、沢山感じているんだねぇ。
おや?ここにもなにかいるよ。
そんな犬のすばらしい能力には、
いつも感心する私ですが・・・。
こんなことがありました。
それは、今朝。
朝んぽに行こう!と、玄関を出たら、近所のお婆さんが通りかかりました。
私の目にその姿が入ったと同時に、ペコが激しくガウガウ!!
まずい!と思って、
身体を持ち上げる勢いでハーネス掴んで後ろに向けて、
ペコを足の間に挟んだよ。
そしたらすぐ吠えやみました。
了解した。と。
ぼくのきもち、わかってくれたら、それでいいんだ。
なぜ、この時、まずい!と思ったのかと言うと、
このお婆さん、犬が苦手なのです。
それを知っていた私は、普段から気を付けてはいたものの、
咄嗟の事で、ペコをガウらせてしまって、とても申し訳なく思いました。
ペコのテリトリー吠えは、吠える人と吠えない人がいます。
ぼくは、ぼくなりの、ぶんるいをしています。
今まで私は、
ペコが吠える人はきっと、ペコ的に何か理由があるんだろう。
だから、その人にも原因があるんじゃ?
という気持ちが、全くないとは言えませんでした。
だから、ガウガウしてしまったら、吠えを止めようとするけど、
その止めが甘いっていうか、
ごめんなさい!って言いながら、心のずーっと奥の方では、
ペコが気に入らないんだから、仕方ない。みたいな気持ちがあって、
それが、止めが甘いに繋がってるんじゃ?って気付いたのです。
おかーさんのきもち、ぼくはみぬいてたよ。
相手がどんな人だとしても、
たとえペコ的に何かある人だとしても、
何もしてないのにガウガウ吠えるのは、
やっぱり違う。
人的に何もしてないように見えて、
犬的には何かあるのかもしれないけど、
それでも、ガウガウは違う。
犬と人との共生。
それは、自分の犬とだけじゃなくて、
犬たちと人たちの共生なんだ。
だから、
犬を尊重しすぎるのも違うのかもしれない。
今日ペコがすぐ吠えやんだのは、
強い気持ちで咄嗟に後ろを向かせたからだと思うけど、
吠える前にもっと私ができることが、きっとあると思います。
きっちり、しっかり、それを探そう。
さっそくおかーさんについてあるくれんしゅうをしたよ。
けど、冒頭。キジが飛び出してびっくりして、
思わず口から出ちゃった私の「おーーーーっ!」
同じように、犬にだって、咄嗟に出ちゃう吠えもあるよ。
私は叱られないけど、犬たちは、吠えたら叱られる。
リードで首を吊り上げられちゃう犬もいる。
それが、どんな理由だなんて、関係なく。
あぁ。なんてこったい。
犬を尊重しすぎるのは違うと思うけど、
犬を尊重しないのは、もっと違う。
犬嫌いの人には脅威を与えず、なおかつ、犬の思いは汲みたい。
そして、それは、犬の福祉に則った方法であって、
犬にも人にも優しい暮らし・・・。
そんな世の中になったらいいな。
きっとそんなひがくるとしんじてるだわん!