かわいそう。は、いらない
前回、雨ばかりと書いて以来、そこまで雨が降らないペコ地方。
愚痴ってごめん。って感じです( ̄▽ ̄;)
そんなこんなで、雨のない散歩ができるありがたさ。
さて。
10日ほど前のことです。
ペコの顎にポツンと硬いモノを発見しました。
うむ・・・。
ネットで検索するところによると、
犬には、このようなデキモノができやすく、
デキモノには、良性のものもあれば、悪性のものもあり。
見ただけで判断できるものは限られていること。
それ以外は、細胞を採取して、病理検査に出すことが必要だと知りました。
うむ・・・。
3歳で、てんかん発作。
4歳で、甲状腺機能低下症。
5歳で・・・
もう、何があっても驚かないぞ!
かかってきやがれ!!ヾ(。`Д´。)ノ
そんなわけで、早速病院へ。
先生はオデキを見るなり、検査をすすめてくれました。
注射針を刺して細胞を取り、まずは顕微鏡で見て臨床的に診断し、
それから念のため病理検査に出すこと。
ただし病理検査では、◯◯の可能性が高いという回答で、
確定診断はできないこと。
確定診断するには、切除しなければならないこと。を教えてくれました。
局部麻酔の軟膏を塗り、先生が針を刺しますが、
場所が顎だけに、どうしても口が出ちゃうんですよねぇ。
それでもなんとか採取できたようで、顕微鏡での所見をしばし待ちました。
良性と判断できる組織球というのがわずかにあるものの、
それは悪性の場合にも若干見られるらしく、
やっぱり検体が少なくて、はっきりしない。
これを検査に出しても、同じような回答になると思われる。
で、先生は、再トライしてもう少し細胞を吸い取り、病理検査に出す。か、
ペコが嫌がったこともあり、もし良性の皮膚組織球腫なら、
このまま大きくなり、3ヶ月くらいで自然に消滅することが多いから、
様子を見てみる。の二つの提案をしてくれました。
私はもちろん病理検査に出すことをお願いしました。
こういうところ、病気関係だけはドライです。私。
普段は、ウジウジしがちなのですが。
嫌がることを無理にさせるのをかわいそうって思わない。
嫌がるからって何もせず、悪化することと、
どっちがかわいそう?って考えます。
なので、
一回目で嫌がったから、今度はしっかり採取できるよう、
また先生に危険のないように、マズルをつけることをお願いしました。
ペコさん、初マズルです。まさかここで!?とは思っていませんでしたが。
普段、おやつポーチに顏突っ込んだり、
おやつを仕込んだ手で輪を作って顏突っ込んだりしていたので、
初めてのマズルもすんなりつけさせてくれました。
先生も今度こそ。ということで、VTさん三人でガッツリ保定。
がんばれ!ペコ!!
先生とVTさんに沢山褒められながら、よく頑張りました。
いつも診察室では写真撮らないことにしてるのですが、
この日は頑張ってるところを撮らせてもらいました。
結果は、一週間後。です。
先生は「次は病院嫌がるかもね。」そう仰ってましたが・・・。
嫌なことは上書きすればいい。
何度でも、上書きすればいいことなんだ。
たくさん匂いを嗅いで
たくさん歩いて遊んで
私という存在で、上書きすればいい。
もう、何があっても驚かないぞ!
かかってきやがれ!!ヾ(。`Д´。)ノ
おかーさん、おちついて。きあいはいりすぎだわん。